33．距離 ページ35
近づかない。
コ「よぉA！」
貴「おはよ。」
コ「？？」
シッマに話しかけられた。
いつもならもっと話す。
下らない事を。
ゾ「お！なぁA！飯食いに行かん？」
貴「遠慮しとく。」
ゾ「？？まぁ、分かったわ。」
ゾムに誘われた。
いつもなら二つ返事で了承する。
その後に少し話して。
兄「…」
貴「…」
兄「…今日は起こしてくれんのやな。」
兄さんを起こさなかった。
いつもはいろんな事を言って起こす。
反応を見て、感想を心の中で。
オ「Aちゃん！お茶会しない？」
貴「遠慮しとくよ。」
オ「そう？残念やわ。」
オスマンとのお茶会。
いつもは絶対断らない。
彼の話を聞きたいから。
グ「A、要るか？」
貴「いや、大丈夫。」
グ「…そうか。」
グルさんがチョコをこちらに向ける。
いつもなら食べる。
その後チョコの感想を言って。
神「…なんかあった？」
貴「ううん。」
神「…そう。」
神に心配された。
いつもなら正直に言う。
…今は平気で嘘をつく。
…しなきゃいけないから。
それを見て彼女は笑った。
心底愉快そうに。
これで、良い。
これからはこうやって生活する。
…きっと、いつか壁が分厚く立ちはだかるだろう。
＊
そう思ってたのに。
ゾ「A！飯！飯！！」
貴「うるさい…。」
ゾ「俺飯食ーいーたーいー！」
貴「一人で食べてきて…。」
彼、ゾムは朝からずっとこの調子だ。
なんかいつもより構ってが強い気が…。
ゾム離れてよ、リナに言われたの。近づくなって。
だから離れて。
受け入れちゃったんだから。
ア「ねぇゾムぅ！私と行かなぁい？」
ゾ「リナでもええけど、お前前も行ったし。」
ア「い、良いじゃぁん！Aちゃんよりぃ、絶対楽しいよぉ！」
ゾ「そんなん確かめてみんと分からんやろ。」
ア「ｯ」
睨まれた。
私は貴女の言われた通りの事はやった。
断って、距離を置いた。
私が頼まれたのはそれだけ。
…そっか。それだけか。
だから私は断るけど、離れもしない。
だって近づいてない。近づいてきた。
だから睨んでも変わらないよ。私はなんとも思わないし。
ト「おいゾム…言い過ぎやぞ。」
ア「う、うえぇえん！トンちゃぁぁん！」
…吐き気って、どんな時に起こるんだろうね。
私はね、今。
裏を知ってて見ると凄いなと思う。(ついでにキモいとも)
でもやっぱり思うだけ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 252人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゅまぁ - わしの名前ももかぁ…じゃ↓ないぃ↑((((((((((((((((((((((すみませんふざけましたここのコメ欄ももかさん多いから便乗したかっただけなんです…作品めちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月10日 9時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
※黒林檎※(プロフ) - ou…佐々木桃華…同姓同名だぁ！((漢字は違うが複雑！一気見したけれどめっちゃすこ。 (2020年4月16日 21時) (レス) id: a98a70c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - レイさん» うわあああああ！！！！ごめんなさい！！！！！ (2019年4月22日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - わしも名前ももか…複雑ぅ (2019年4月22日 21時) (レス) id: d3faa52c5b (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - もものすさん» え…なんかごめんね…()続編公開してないのも含めると6個くらいあるので頑張ってくださいね( ＾∀＾)ｴｯﾍｯﾍｯ← (2019年3月23日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
