29．存在 ページ31
あれからどれくらい経っただろうか。
ずっと攻防を繰り返していたのだが、途中で私の体力の限界が来て、予想通り私は負けた。
今は地面に寝転がっている。
一生分動いた。もう動きたくない。
一方ゾムはケロッとしていた。
流石、戦いに慣れてる人は体力あるなぁ。
コ「乙〜！！」
神「お疲れ〜はい、お水。」
貴「ありがと…。」
グ「女にしては強いと思うゾ。」
ゾ「全然いける。強いで。」
オ「おぉ、ゾムのお墨付きか。これはレアやで。」
負けた相手に言われてもな…。
まぁでも、強いのか。
これが、今の私の力。
真面目にやれば、もしかしたら向こうでも上手く行ったのかな。
考えても仕方ないか。
どうせ過去は戻らない。
「…女であんな強いとか、あいつ何者や。」ﾎﾞｿｯ
どこからかそんな声が聞こえた気がして、辺りを見渡す。
あの少し高い声は…ロボロさんだ。
余計に警戒を強めてしまったらしい。
オレンジ色の服が視界に入った気がしたけど、気のせいだと思い、私は賑やかな会話を水を飲みながら眺めた。
＊
ロボロside
ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ．．．
タイピング音が薄暗い部屋の中で響く。
顔についている布を今だけ外して画面を見る。
確か、あいつは東の海の向こうから来たって言ってたよな？
あんな強い奴が表舞台に出てへんはずがない。
名前はA。確か16。身長は…140後半。
それだけ打って調べる。
ここから東にある国に同じ奴が居たかどうか。
ロ「、は？嘘やろ…。」
無い。
何もない。
情報が一切…。
どの国にも居ない。
一応、別の国も調べた。
だがない。
こいつは…
――――存在しない。
似たような奴は何件かヒットした。
でも全員違う。
写真の顔が違う。
写真がなくてもこの国を探る必要のない国とか。
ロ「…どうゆうことやねん…。」
pcの前で頭を抱えたのなんていつぶりだろろうか。
とにかく、リナや他の奴等に危害が加わらないように、報告せんと…。
まずは、トントンに報告やな。
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しゅまぁ - わしの名前ももかぁ…じゃ↓ないぃ↑((((((((((((((((((((((すみませんふざけましたここのコメ欄ももかさん多いから便乗したかっただけなんです…作品めちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月10日 9時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
※黒林檎※(プロフ) - ou…佐々木桃華…同姓同名だぁ！((漢字は違うが複雑！一気見したけれどめっちゃすこ。 (2020年4月16日 21時) (レス) id: a98a70c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - レイさん» うわあああああ！！！！ごめんなさい！！！！！ (2019年4月22日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - わしも名前ももか…複雑ぅ (2019年4月22日 21時) (レス) id: d3faa52c5b (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - もものすさん» え…なんかごめんね…()続編公開してないのも含めると6個くらいあるので頑張ってくださいね( ＾∀＾)ｴｯﾍｯﾍｯ← (2019年3月23日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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