20.部屋 ページ22
神「Aちゃん!部屋出来たって!」
貴「分かった。」
ちゃんとした自室が出来たといつも通り医務室のベッドに座っていると言われる。
自分の部屋…か。
初めて貰うものだな。
早速私は兄さんに調達してもらったらしい自分の服(下着含む)を持ってその部屋に行く。
横には神。
神「どんなんやろな〜」
貴「…部屋?」
神「内装の事!」
貴「ベッドと机。」
神「相変わらず冷めてんね〜」
いつもと同じような会話をしながら、自室になる部屋の前に来る。
横のプレートには[A]と書かれていた。
あれは…シッマの字か。
ガチャと扉を開けて中に入る。
中には緑と青中心の色合いで、ベッド、机、ソファー、本棚...etc。
スッキリ纏まった部屋だった。
神「おぉ〜流石オスマン。センスあんな〜」
貴「オスマンか。」
やっぱり女子力高いな。
私には分からない。
女子力って、要るのかな?
ベッドの下に付いている引き出しを引いてそこに服(下着含む)を入れる。
収納もそこそこあるなぁ。
今度オスマンに”ありがとう”と言いに行こう。
ゾ「この部屋どうや?ええやろ〜俺も手伝ったんやで!」
コ「俺もやたっしー!!グエッ!!」
何故か天井からシッマを抱えたゾムが降りてきた。
ゾムは着地するとシッマを落とす。
痛そう。←(他人事)
コ「痛ぇよ!!」
ゾ「ヒュ〜♪」
コ「誤魔化すな!!」
神「二人とも五月蝿い!静かにせんとほr」
「「すみませんでした。」」
元気な人達だなぁ。
そんなのを横目に私は本棚に入っている本を一冊取ってみる。
わざわざ埋めてくれている辺り、本が好きな人なのだろう。
どれも私に読みやすそうな物ばかりだった。
「どう?」
突然扉の方から声が聞こえてきてそちらを向く。
そこにはオスマンが立っていた。
貴「良い部屋だと思う。ありがと。」
オ「それは良かっためう〜」
貴「本棚にもわざわざ本入れてくれてるし。」
オ「ん?あぁ、それはエミさんやで。」
貴「エミさんか…」
あんまり話したことが無い人。
私の事は嫌っている訳では無いらしい。
警戒は少ししてたけど。
今度お礼を言いに行こう。
オスマンには言えたから。
賑やかな部屋でそんな事を思った。
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しゅまぁ - わしの名前ももかぁ…じゃ↓ないぃ↑((((((((((((((((((((((すみませんふざけましたここのコメ欄ももかさん多いから便乗したかっただけなんです…作品めちゃ面白いです!これからも更新頑張って下さい! (2020年5月10日 9時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
※黒林檎※(プロフ) - ou…佐々木桃華…同姓同名だぁ!((漢字は違うが複雑!一気見したけれどめっちゃすこ。 (2020年4月16日 21時) (レス) id: a98a70c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - レイさん» うわあああああ!!!!ごめんなさい!!!!! (2019年4月22日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - わしも名前ももか…複雑ぅ (2019年4月22日 21時) (レス) id: d3faa52c5b (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - もものすさん» え…なんかごめんね…()続編公開してないのも含めると6個くらいあるので頑張ってくださいね( ^∀^)エッヘッヘッ← (2019年3月23日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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