6話 ページ6
shp「あ、Aさん」
「あれ、ショッピ？」
shp「昨日はすみません、クソ先輩が迷惑をかけたようで…」
「いえ、助けてくれたので大丈夫ですよ」
次の日、お店の手伝いをしているとショッピに会う。
わざわざ謝りに来たのか。
全然気にしないのに…と、思っていると
またもや視線を感じた。
「ここら辺って誰か監視してる人いるんですか？」
shp「え？そんなはずは…」
途中で言葉を止め、考える仕草をする。
もしかしたら…と口を動かす。
shp「もしかしたらそれ、ゾムさんかもしれないっすね」
「ええ！？なんで？」
shp「俺が色々話しちゃったからかも…すんません」
「別にやましい事がある訳ではありませんし、多少居心地悪くなるくらいなので全然平気です」
shp「そう言って貰えると有難いっす」
お仕事中、失礼しました。と言ってショッピはこの場を退いた。
それにしても、ゾム様が見ている…？警戒されているということだろうか
緊急事態があったらしいし、今は気が張ってるのかもしれないな。
「ちょっと声掛けだけして出かけよ」
両親に、出かけてくる。とだけ言って家を出た。
行き先は、ある少年の家。
たまたま城下で知り合ったのだが、スラム街出身なのだろうか…服も髪もぼろぼろで、血色が悪く、何日もご飯を食べていないような状態に見えたのだ。
迷子のようになっていたので、家をきいて送ってやった。
あまりに可哀想に思い、軽くご飯を作って持って来ていた。
喜ぶかな、と口元を緩ませながら男の子の家へと行き、ドアをノックする。
「すみませーん」
すると、中から出てきたのは男の子を送った時には見なかった大きな男性だった。
あぁ、ありがとう。あの子も元気になるよ。と微笑むと男性は食べ物が入った袋を受け取った。
「いえいえ、私ならいくらでも作りますので、必要ならいつでも言ってくださいね」
男性「とても助かるよ。じゃあまたお願い出来るかい？」
「ええ、喜んで」
お互いに微笑みながら会話をする。
もう用も終わったので軽く会釈し帰ろうとしたときだった。
男性「私達とここに住んで、作ってくれると嬉しいんだが」
男性がそう言った。
やばい＿＿そう思った時には既に遅かった。
口を手で塞がれ、縄をだし私の手足を拘束する。
…不思議に思った時にすぐ帰っとくべきだった。
今更後悔しても遅い。
でも、こんな場所に助けなんて来るのだろうか。
静かに、目を閉じた。
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にじ(プロフ) - 梳梦_27さん» コメントありがとうございます！すごく共感できます！！体調万全の状態を維持して、これからも更新頑張っていきますね！ (2021年11月13日 2時) (
レス) id: f6d46e381b (このIDを非表示/違反報告)
梳梦_27 - めっちゃおもろい！！本当に面白いです！zmrbよりの箱推しなんですがやはりzmrb最高ですね( - p -)b皆可愛い。更新頑張って下さい！本当に体調を崩さないように無理しないで下さいね！？更新何時でも待ってます！ (2021年11月12日 22時) (レス) @page38 id: 0f55dfac5a (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - 燐さん» 報告ありがとうございます、修正完了しました！これからも頑張っていきますね！(名前変更したので再度返信しました (2021年10月23日 16時) (レス) id: f6d46e381b (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - とてもおもしろいです!でも責められるではなく攻められるだと思います。お気を悪くされたらすみません。応援してます！ (2021年9月1日 18時) (レス) id: 269ee1192d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霓 | 作成日時：2021年8月29日 20時
