33話 ページ33
その後、パーティーには残らずに城に帰った。
怪しい人物はどうなったのかと聞けば、もう終わった。と総統様は答えた。
総統様は何か思いついているように見えるけれど、結局、何の目的だったんだろうか。
他の幹部も呼び、総統室に入る。
zm「…あ、A。あいつが持ってたお前のインカム取っておいたで」
「ありがとうございます」
ut「Aちゃん、
sha「なんで捕まえんかってん！」
os「相手が相手やから、迂闊に捕らえるのはやめた方がええ」
sha「あー…そうか」
rbr「いや〜すまん、カメラがちゃんと作動されないように少し細工されてて、Aさんを見つけるのに手間取ってもうた…」
shp「まあそれは仕方ないんじゃないすか？」
tn「それよりもAさんは…大丈夫か、何もされてへん？」
私の身を案じ、幹部様がこちらを見る。
もうすっかり見慣れた顔に安心して、泣きそうになるのを我慢する。
「…大丈夫です。傷一つ付けられていません」
sn「ほんとに？キツかったらすぐ俺に言ってよ？」
「はい、ありがとうございます…！」
ht「それにしてもその贈り物がネックレスっていうのがまた…」
「ネックレスだと何か駄目だったんですか？」
ht「いや、そうではないんだけど、ネックレスを贈り物にした時の意味…分かってる？」
「意味…ですか？」
確かにどこかで聞いたことがある。
贈り物には沢山の意味があって、恋人に贈る時や家族に贈るときでオススメされる商品が違っていた。
em「いくつかあるんですけど、その中でも最も可能性が高いのは「いつも一緒に居てほしい」…つまり、好きだってことじゃないでしょうかね」
「え？」
すき？……好き？？
いやいや、ありえない…いやでもなんかそれっぽい行動もしてたような…？
cn「でも会ってすぐに好きになることあるか、普通？」
ut「チーノは分かっとらんなぁ…それがあるんよ！所謂一目惚れってやつや！」
kn「流石大先生、そういう話しかわからんもんなぁ！」
ut「うっせ！」
思わずそのやり取りに笑ってしまいそうになるが
つまりそうだとしたなら、非常にまずいのでは…？
gr「皆が思っている通り、保護期間が終わりAが城から出ていくとその身に危険が及ぶだろう。…よって、Aにはこれから先、ここに居てもらうことにするが…いいか？」
その問いに、私は迷いなく答えた。
「___よろしくお願いします！」
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にじ(プロフ) - 梳梦_27さん» コメントありがとうございます！すごく共感できます！！体調万全の状態を維持して、これからも更新頑張っていきますね！ (2021年11月13日 2時) (
レス) id: f6d46e381b (このIDを非表示/違反報告)
梳梦_27 - めっちゃおもろい！！本当に面白いです！zmrbよりの箱推しなんですがやはりzmrb最高ですね( - p -)b皆可愛い。更新頑張って下さい！本当に体調を崩さないように無理しないで下さいね！？更新何時でも待ってます！ (2021年11月12日 22時) (レス) @page38 id: 0f55dfac5a (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - 燐さん» 報告ありがとうございます、修正完了しました！これからも頑張っていきますね！(名前変更したので再度返信しました (2021年10月23日 16時) (レス) id: f6d46e381b (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - とてもおもしろいです!でも責められるではなく攻められるだと思います。お気を悪くされたらすみません。応援してます！ (2021年9月1日 18時) (レス) id: 269ee1192d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霓 | 作成日時：2021年8月29日 20時
