11話 ページ11
寝ようとした時…コンコンとノック音がきこえた。こんな時間に誰なんだと「はい」と返事しドアを開ける。
ut「こんばんは、Aちゃん」
そこに居たのは鬱様だった。
なんでこんな時間に…と思っても、相手は幹部様なので失礼を働くわけにはいかない。
「こんばんは、鬱様。何かありましたか？」
ut「うん。グルッペンから報告、明日の自己紹介は取消で、各自紹介しておくようにやって」
「分かりました」
ut「今自己紹介してええか？」
「勿論です。立ち話も申し訳ないですし、中に入りますか？」
ut「あー…そうさせてもらうわ」
部屋の中にあるソファに案内し、鬱様を座らせた。
ut「俺は鬱やで。よろしくな」
「Aです。よろしくお願いします」
ut「…Aちゃんさ、今彼氏おる？」
「居ませんけど…」
ut「じゃあ俺の彼女になってくれへん？」
「へ…？」
私の手をとり、抱き寄せる。
「ちょ、それは流石に…！」
ut「Aちゃん可愛ええなぁ。そんな遠慮することないで？」
と、そんなやり取りをしていると、足音がこの部屋に近付いてくる。
それに気付いた鬱様は、まじかぁ…とため息をつき、私から離れた。
どうしたんだろう？
さっきまであんなに責めてたのに、どういう心変わりなのか…私としては助かったんだけど。
すると、部屋の扉をどんどんと叩き、夜に出しては宜しくない大きな声が周囲に響く。
rbr「Aさん、大丈夫か！？」
ut「ロボロあいつ…」
扉の前に居たのはロボロ様だった。
たまたま鍵を閉めておらず、ロボロ様は中に入ってこちらへ近付く。
rbr「すまんな、コイツはこんなやつなんや…許したってや…」
ut「女の子の部屋にカメラ仕掛けるとかどんだけ変態やねん」
rbr「言い方がおかしいんやって、トントンから言われて見てただけや！」
ut「えぇ…トン氏怪しがりすぎやわあいつ」
鬱様は不機嫌そうにボソボソと呟く。
ロボロ様がこちらを向いて、「大丈夫か？」「すまん」なんて何回も言ってくるので、「大丈夫なので落ち着いてください」と言って、彼を落ち着かせる。
rbr「あ、自己紹介がまだやったな。俺はロボロっちゅうもんや。よろしくな。…あと、こいつには注意してな」
と、鬱様を指さす。
ut「こんな時だけカッコつけて…」
rbr「うるせぇ！！」
少し笑いながら、「こちらこそよろしくお願いします」と言った。
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にじ(プロフ) - 梳梦_27さん» コメントありがとうございます！すごく共感できます！！体調万全の状態を維持して、これからも更新頑張っていきますね！ (2021年11月13日 2時) (
レス) id: f6d46e381b (このIDを非表示/違反報告)
梳梦_27 - めっちゃおもろい！！本当に面白いです！zmrbよりの箱推しなんですがやはりzmrb最高ですね( - p -)b皆可愛い。更新頑張って下さい！本当に体調を崩さないように無理しないで下さいね！？更新何時でも待ってます！ (2021年11月12日 22時) (レス) @page38 id: 0f55dfac5a (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - 燐さん» 報告ありがとうございます、修正完了しました！これからも頑張っていきますね！(名前変更したので再度返信しました (2021年10月23日 16時) (レス) id: f6d46e381b (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - とてもおもしろいです!でも責められるではなく攻められるだと思います。お気を悪くされたらすみません。応援してます！ (2021年9月1日 18時) (レス) id: 269ee1192d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霓 | 作成日時：2021年8月29日 20時
