彼等は 31 ページ6
ロ「はい第一試合目はーーー赤コーナー！チーム最俺！！」
「きゃー！！待って待って！！あの赤髪の人めっちゃかっこいんだけど！！！」
「やっぱあの噂本当だったんだね！！ちょ、あのアホ毛の子超可愛い！！」
こ「なんか…すごい人だな」
貴「毎年恒例だから気にしなくて良いよ、じゃ、私海行って」
キ「お前もやるんだよ！！」
貴「いやぁああぁぁああ」
このビーチバレー対決は今に始まったことではない
毎年何らかの理由をつけて開催される恒例行事だ
おまけに全員顔面偏差値が高いせいでコートの周りには観客(ほぼ女子)が集まるのである
この海辺でやってる海の家は商売上がったりらしい
まぁそれは良いのだが、私がこの中で混じってやるとか批判しか喰らわないから今すぐ私を後ろから抱き締めるのをやめろ
貴「いい加減離さないと股間に蹴り入れるけど」
キ「やだやだぁあ！！一緒にやるー！！！」
貴「子供か！」
フ「まぁまぁ、付き合ってやってよ」
…フジに言われたらしょうがない
今年だけは参加するかぁ。二度としないけど
なんかワチャワチャやってる間に向こうの紹介も終わったらしい
メンバーは体育祭でやりあったゾム、コネ、シャオ、ひと、軍曹だった
…ねぇゾムとコネちゃんとシャオちゃんの目がマジなんだけど…
あれ、ビーチバレーってこんな本気でやるスポーツだったっけ…？
ゾ「今回は体育祭ん時の敗北感を味会わせたるで」
シャ「覚悟しろてめぇら！！」
「「「キャー！！！！」」」
最俺「「「「えぇ…」」」」
．
キ「…俺らあん時勝ったの夢じゃねぇの？実際ぼろ負けしてんじゃね？」
ヒ「もーやだ疲れたー」
結果はわかっては居たが数分で決着がついてこっちのぼろ負け
ネットの向こう側ではドヤ顔の3人がこちらを見ていた
ヤバイ、無性にあの顔面偏差値下げたい衝動に駆られる…
周りでは未だ絶えること無く歓声が響き渡っていた
「ね、ねぇ、あいつさ…―――
―――E組の汐田じゃない？」
貴「ｯ」
声が聞こえた方をすぐに振り向くと、その人物とその周りの人達とも目があった
…B組の、人達だ…
私だと視認した彼女等は、顔を歪めながら口を動かした
それがなんと言われたか分かった瞬間、ドクンと心臓が嫌な音を立てる
…やっぱり、皆に近付いたら駄目なんだ
”―――覚えとけよ、落ちこぼれ”
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yu-kari - 頑張ってください(*^-^) (2018年10月17日 19時) (
レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
trap(プロフ) - yu-kariさん» コメントありがとうございます！亀より遅いですが、更新頑張ります！！ (2018年10月17日 17時) (レス) id: a14ef8aee6 (このIDを非表示/違反報告)
yu-kari - とても面白いです！続き待っときます！あと、続編おめでとうございます！ (2018年10月17日 16時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
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