彼等は 27 ページ29
フ「Aちゃん！聞いたよ〜！最俺に入ったんだって？」
ヒ「名前があれだけど、仲良くしようね〜」
こ「なんとなくこんなことになる気がしてたわ」
キ「こいつは良い奴認定してやろう」
貴「謎の上から目線に突っ込むのは面倒なんでスルーするとして、フジ、ヒラ、こーすけ、よろしくね？」
フ、ヒ、こ「「「よろしく！」」」
キ「俺には？！」
貴「あ、よろしく」
キ「ついでみたいに言ってんじゃねぇよ！！」
次の日の朝、駅前にトークで集合と言われて来てみれば、他のメンバーも来ていた
やっぱり彼等かとそこまで驚くこともなかった
というかキヨの性格ってこんなんだったっけ
なんかもっと不良みたいな感じかと思ってた
学校でそんな感じだし
それを察してか、学校に5人で向かっているとき、横から小声で教えてくれた
ヒ「キヨって実際あんな感じだから。誰かとつるむのが嫌いっぽい」
貴「つまり軽い人間不信病ですね」
ヒ「あ、それ病気なんだね」
初めて知った〜なんて言う彼は多分だが馬鹿にしてる
この人意外と小悪魔なのかもしれない
キ「あ、なぁなぁ、今日帰りどっか寄らね？」
フ「お、良いね！Aちゃんの入団？祝いだ！」
ヒ「じゃあこーすけの奢りね」
こ「何でだよ！！ww」
貴「あざっす」
こ「おっwおおおう！ww」
やっぱりこの人はいい人だ。奢ってくれるし←
…登校の時こんなに賑やかなの久し振りかも
皆とは最初の頃は会ってたけど、今はずらしてるから
あとは、道を変えたから
だから、この道を通るのは久し振り
…もしかしたら、会うかもしれないけど
校門を潜ると、他の生徒が驚いたようにこちらを見ていた
まぁ、朝はずっと一人だったし
キ「おいA！もっと堂々としろ！」
堂々と、か…
猫背だった背中を伸ばし、少し離れていた彼等に、小走りで近づく
貴「…ありがとう」
フ「どういたしまして。さぁ！行こ！」
ヒ「俺も繋ぐ〜！」
キ「今のどう考えても俺の見せ場だったよな？！な？！！」
こ「キヨ、諦めろ」
キ「くっそが！先行ってんじゃねぇよ！！」
こ「おぉい！俺を置いてくな！！」
朝から賑やかな人達だな
？「…げんき、そうだな」
剣道部のガスマスクをつけた彼が、ポツリと呟いた
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trap(プロフ) - 麗音さん» わざわざコメントありがとうございます！そう言ってもらえると凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年9月15日 21時) (
レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - え…好きです…好きです(語彙力)面白いです、更新応援しております！ (2018年9月15日 21時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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