彼等は 41 ページ43
と、思っていたが、すぐにこちらに向かって走ってくる姿が見えた
何をしてたんだキヨは
フ「キヨ！どこ行ってたの？」
キ「んぁ？ウォーミングアップだ！校舎の周り一周してきたぜ！」
貴「ウォーミングアップでいきなり消えて校舎の周り一周してくる人滅多に居ないと思う」
それに走ってきたのにそこまで息上がってないって、化け物ですか？
なにそれ怖い…取り敢えず怖い←
あーそろそろこーすけだから、もうアンカーか
私はアンカーの一個前
アンカーはキヨだった
まぁ、当たり前だな
こ「おいお前らちゃんと見とけよ！！」
ヒ「見てる見てる。頑張って〜」
フ「応援してるよ！」
キ「逝ってこい！←」
こ「漢字違ぇ！！」
貴「こーすけ頑張れー！」
いつものキャラを被って、大袈裟に手を振る
こーすけは一瞬動きを止めた後、すぐ振り返してくれた
性格真逆だからなぁ。いい加減慣れてほしい
バトンを渡されたこーすけはまた少しリードしていた形から、一気に離していった
この次の次が、私
横では3人がこーすけが走っているのを見ながら談笑していた
私は準備のために場所まで急ぐ
貴「ｯ？！」
小走りで向かっていれば、何かに引っ掛かっておもいっきり転んでしまう
膝を強く、打ち付けた
いった…誰、この人…あぁ、Dクラスの人か
私をこかした張本人の女子は私を見下すように、嘲笑うかのように私を見て笑っていた
周りの人達も、私を見て笑う
…笑う
キ「A？！大丈夫か！！」
貴「っ…うん。平気」
フ「あ、膝が…ど、どうする？」
ヒ「でもそろそろAの番だよ？」
貴「ほ、ほんとに、大丈夫だから。走ってくるよ」
痛む膝に一瞬顔を歪めるが、立ち上がって配置につく
かなりの差をつけて私の後ろの子が走ってきた
バトンを、受けとる
貴「う”っ…いったぁ…」
痛みに耐えながら何とか走った
後ろから、どんどん迫ってくる
歓声が大きくなった
「そんな奴さっさと抜かせよ！！」
「E組なんかに負けんじゃねぇぞ！！」
あぁ…うるさい…
フ「A！頑張れ！」
ヒ「もうちょっとだよ！」
ｯあと、ちょっと…
ドンッ
その瞬間、後ろから追い付いてきた人に突き飛ばされた
あ、バトンが…
そのまま私は地面に倒れた
キ「ｯ大丈夫だ！後は任せろ！」
その時のキヨの笑顔は、誰の笑顔よりも眩しく見えた
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trap(プロフ) - 麗音さん» わざわざコメントありがとうございます！そう言ってもらえると凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年9月15日 21時) (
レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - え…好きです…好きです(語彙力)面白いです、更新応援しております！ (2018年9月15日 21時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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