脅威の妹！？2【wrwrd！】 (ページ3)

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syp「いや、エミさんもでしょwあ、四十一話目っす」ページ3

由芽視点

ut「おん。元暗殺者で、さらにゾムの妹なんて興味わくやろ？」

『言われてみれば…確か、に？』

ut「まぁ、訳ありっぽかったって言うのはほんまやけどな」

『…流石詐欺師ってだけあるよねぇ』

ut「ディスられてる気がするけど…いいや。で？何かあったん？」

『よく言うよ…分かってるくせに』

ut「…実はな、偶然君とシッマの会話聞いてしまったんよ。て言っても最後らへん何やけどな。」

『聞かれてたんか…ﾎﾞｿｯほんで？』

ut「聞く気はなかったんやで？普通に通り過ぎようとしてたんや。けど、君の叫ぶ声が聞こえてな…そっからずっと聞いてたっちゅう訳や」

『…何も思わんの？』

ut「そりゃ、思うところはあるで？シッマは俺の相棒やからな。ぶっちゃけ赤の他人の君に何が出来るんやっていう思いはあるよ？」

そりゃそうだ、自分でも分かってる

ut「でもな、ほんまにちょっとやけど、君ならシッマを救えるんちゃうかっていう希望がな、どっかにあんねん。」

『救う？』

ut「おん。まあ、確実に救える…なんて根拠は何処にもないんやけどなwでも俺は君を信じてみたい。」

『…私が本当に信じきれるん？確かに私は助ける…というかアドバイスをしたまで。勿論、できるかぎりは尽くすよ？』

ut「俺もはっきりはいえんで？けど…俺は苦しむシッマをもう見たないんや…やから、君に頼むわ。シッマを救ったって…？」

『……ふ…もともとそのつもりですけど？私はシッマを助ける。私みたいに…ならないように…ね。』

ut「心強いなぁ…いつか、君の事も聞くからね？覚悟しとってな？」

『嫌やわぁ…ん～！そろそろご飯の時間なので行きますかぁ…』

ut「せやな。もう粛清は勘弁やからな」

『じゃあ、遅刻癖を直したら？』

ut「無理やな！」

『はっきり言うなよwま、トントンさんに報告しときますねぇwww』

ut「頼むからやめて？！w」

『どーしよっかなぁw』

楽しいな…ほんと、この人達と居ると調子が狂う

私は幸せになっても良いのかな…

あの子はどう思うかな？

良いって言ってくれるかな

ねぇ…千里？

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『少し遅れました』

tn「あっ、由芽さん！全然大丈夫やで！むしろ早い位や。ん？大先生もおるやん。今日は早いんやな」

ut「俺もやれば出来るんやで！」

『遅刻癖を直すつもりはないらしいですけどねw』

ut「ちょ！？由芽ちゃん！？」