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「ブフッ」
…誰かいたんだ｡
「何そのキモオタの中でも限界キモオタみたいな話し方引くわーお前幾つよ？え？その顔と歳確認して話し方とお花畑な脳内直せよ馬鹿じゃねえの？こんな事したら戦争になりかねないしお前じゃなくてこの国のなんの罪も無い人らが可哀想だわ取り敢えずお前と重臣は死ね6回ぐらい死ね」
取り敢えず暴言を吐きまくる｡
だってこうしてないと正気が保てない｡
だって考えてみ？
見知らぬおっさんと見知らぬ場所にいて､気が付いたら服が変わってるとかどんな罰ゲーム？
俺これでも頑張ってるからね？
頑張って怖がってんの隠してっからね？
褒めて？←
「なっ…」
「だからこっち来んな近寄んな話すな消えろ死ねクソが」
「…そっかぁぁ､そぉんな事､ゆっちゃうんだぁぁ？」
え､きっつ…｡
「君のたぁいせつな､家族が､どうなってもいいのかなぁぁ？」
「は､…」
パッ､と壁に浮かび上がったのは､巨大なスクリーン｡
その真ん中には､蒼哉がいた｡
ボロボロで､血塗れに､なって｡
「ぁお､や…？」
「ほぉら…君が､そんな事ゆっちゃうからだよぉぉお？？」
ブスの声は耳に入って来なかった｡
視界いっぱいに広がる黒々とした壁｡
床に散っている赤､蒼哉に蔓延る赤｡
蒼哉は気絶しているのか動く気配がない｡
俺の､せいで？
何で､嫌だ､いやだ､いや､だ｡
「ーはーい､そこまでー」
「ぅ､あ…」
「ゆっくり深呼吸だよー｡はい吸ってー､吐いてー？」
誰かに抱き締められ､背中をゆっくりと撫でられている｡
聞いた事の無い声の筈なのに､何故か落ち着いていった｡
「大丈夫､あれは嘘の映像｡相棒くんは俺らが保護したからね」
「…ほん､と？」
「ほんとほんと｡僕嘘つかない」
ケラケラと笑うその人を見上げる｡
青いニット帽に赤チェックのマフラー､そして青いカーディガン？を着た人｡
「あ､落ち着いた？」
「は､い…」
「動ける？」
コクンと頷くと､手を取られ立ち上がらせてもらう｡
…この服割と動きやすいな…｡
「よし､じゃあ此処から出よっか」
手を繋がれ､ゆっくりと歩き出す｡
その先には､出口らしき扉とすぐ側に立つ黄色の…豚のパーカーを着た背の高い人｡
え､その足元にあんの…
「…クソブスデブ…」
「ぶっw口わっるwww」
「まあ事実やしええやろwww」
思わず口に出すと青ニットと黄色い豚の人は笑い出す｡
「あ､自己紹介してなかったね｡同盟国"運営"のらっだぁですー」
「同じく､金豚きょー」
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東の番長(プロフ) - オリジナルフラグは外してます (2019年3月11日 23時) (
レス) id: 5e10ec5b24 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月11日 22時) (レス) id: 1d0a45b264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長 | 作成日時：2019年3月11日 22時
