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あの後一悶着あったが､そこは割愛しよう｡
説明が面倒いから(白目)
「…泊まる？ここに？」
「おう｡もう暗いし､送って貰うってのも何かあれだからな｡」
因みに言い出したのはゾム幹部な｡
そう言って､蒼哉は苦笑いを零す｡
確かに､あの人なら言い出しそうだ｡
今いるのは､客人用に用意したらしい部屋｡
ここを使ってもいいのかと思ったが､先生､ゾム､しんさんが良いと言ってくれた｡
ベッドも2つあるし､シャワールーム(バスタブ付き)もある｡
贅沢だ…！
「そだ､夕食どうするよ？」
「？ここで､食べるんじゃないの？」
「いや､実はお誘い？みたいな事言われてな？
…幹部の方々と一緒に食べないかって｡」
気まずそうに目を逸らす蒼哉｡
"幹部の方々と食事"？
「…死ねと？」
「違う｡断じて違うからな｡だからハイライト消すな頼むから｡」
え？だって大勢(10数名)と一緒の空間にいるんでしょ？
それなんて公開処刑？
ガッタガタになるよ？
食事が喉を通らないよ？
「…なるべく､知り合いとか大丈夫そうな人とかで周りの席は固めるって｡総統閣下も許可してくれたらしいわ｡」
「…じゃあ､先生とショッピさんとゾムとしんさんと…」
今の所､安心出来る人たちを上げていく｡
そして､
「…書記長様は､ダメかなぁ…」
「…あー､信用､か？」
「…うん」
俺が倒れた時､書記長様は俺たちを気にかけてくれているように感じた｡
だから､もし許可が下りるなら､書記長様もそばにいて欲しい｡
…図々しい､よなあ…｡
「…」
「取り敢えず､そろそろ時間だから｡一緒に食べるって事でいいのか？」
「うん…頑張る…」
「！…ったく､無理はすんなよ｡」
ガシガシと頭を撫でて､蒼哉はトランシーバーのようなものに手を伸ばす｡
すると､それがいきなり鳴りだした｡
どうやら､相手側から通信？が来たようだ｡
「あー､もしもし？」
『…､……』
「おん､そっち行くよ｡藜も大丈夫だって｡」
『……､…』
「分かった｡じゃあ向かうわ｡」
ぷつんと通信音が切れると､蒼哉がこちらを向く｡
「準備できたから来ていいって｡取り敢えず上着脱いでから行こうや｡」
「うん｡」
着ていたMｰ51の黒のミリタリーコートを脱ぎ､備え付けであろうと上着掛けに掛ける｡
その隣には蒼哉が着ていたカーキ色のミリタリージャケットがあった｡
何となくいつもの風景が見れる事に､俺は少し笑みが零れた｡
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東の番長(プロフ) - オリジナルフラグは外してます (2019年3月11日 23時) (
レス) id: 5e10ec5b24 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月11日 22時) (レス) id: 1d0a45b264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長 | 作成日時：2019年3月11日 22時
