2年目 オスマン ページ22
os視点
「さあ出来ましたよ。」
いい匂いを纏ってシスターが戻ってきた。
手に持っていた皿を見ると、色とりどりの丸い何か。
os「これはなんめう？」
gr「マカロンだなこれは。」
os「マカロン？」
甘い香りのそれに手を伸ばす。
gr「Aの料理は上手いからな。」
そう言われ口に運ぶ。
食べたことない味、甘い、美味しい。
そして暖かい。優しい味
「美味しかったようで何よりです。ジュースもどうぞ。」
gr「やっぱりAの甘味は美味しいなぁ。」
ひと口ひと口、口に運ぶ。
その度目じりが熱く、鼻の奥がキューっと締まる。
tn「ん？な、なんで泣いとんのや」
トントンの言葉で気がついた
僕、泣いている。
なんで、泣いているのか、分からなかった。
でも、ふと口から零れたのは。
os「家に帰りたくない。」
冷たいあの家には帰りたくない、その心の奥に押し込めていた僕の望みだった。
「ならここに入ればいいわ。」
訳は聞かれなかった。
「ただししっかりとご両親の承諾を得てからですよ。私が説得しますから。安心してください。」
また撫でられた頭は心地よくって、思わず目を瞑った。
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卍エシラ(プロフ) - リルトさん» あの方と言ったらこの番号。 (2020年4月22日 8時) (
レス) id: 62414ec622 (このIDを非表示/違反報告)
リルト(プロフ) - 被検体の番号(名前)に悪意を感じた今日この頃 (2020年4月22日 8時) (レス) id: 7c1c59fee6 (このIDを非表示/違反報告)
卍エシラ(プロフ) - 夜さん» 次だれにしようか悩み中です。 (2020年4月1日 15時) (レス) id: 62414ec622 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 度々コメント失礼します！お話の続きはもう書かれないんですか？続きがどうなるのか気になります！書く予定でしたら、いくらでも待つので更新頑張ってください！ (2020年4月1日 15時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
卍エシラ(プロフ) - 夜さん» ご愛読ありがとうございます (2019年11月27日 20時) (レス) id: 62414ec622 (このIDを非表示/違反報告)
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