【wrwrd】なんで俺じゃだめなんすか、先輩。【shp】

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〜ショッピside〜


さっきの先輩可愛かったな、と思いながらレタスを切る


昨日は本当に危なかった…よく耐えた、俺。


ふと考えると、朝ごはんが終わったら先輩は家へ帰ってしまうのだろうか？と思った


そりゃそうだろう、デートの約束をしたのは昨日で今日は何も約束なんてしていない


shp「…嫌だなぁ」


そんなこと言ってもどうしようもないわけで


重い足を引きずりながら、出来上がった朝食を持って先輩の元へ向かった


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既にテーブルについていた先輩は、どうやら化粧をし直したらしく昨日より少しメイクが薄くなっていた


shp「…あ」


先輩の瞼に、昨日プレゼントしたアイシャドウが塗られているのを見て嬉しさが込み上げてくる


顔がニヤケないように注意しながら、テーブルに朝食を置いた


『すごいねショッピ君！結構本格的！』


shp「そうっすか？ありがとうございます」


今日の朝食はフレンチトーストとサラダ、コーンスープ


フレンチトーストは割と簡単に出来るし、コーンスープはインスタントだ


『いただきます！』


美味しそうにフレンチトーストを頬張る先輩


先輩はいつも本当に美味しそうに物を食べる


この笑顔が、俺だけのものになればいいのに…


そう思っても仕方が無い。


仕方が、ない……


『ショッピ君？どうしたの、なんか暗いよ？』


先輩と離れるのが嫌なんですよ


そんな我儘も言えるわけなくて


shp「なんでもないっすよ」


無愛想にこう返すのが精一杯だった

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