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〜ショッピside〜


『じゃあ、次は私の番だね』


そう言って、先輩は雑貨屋の袋を出した


『はいどうぞ。ショッピ君のライター、いつも百均のでしょ?』


先輩が袋から出したのは綺麗な紫色の装飾がされたオイルライター


その色合いがあまりにも好みで、一瞬固まってしまった


shp「ありがとうございます、先輩。大切にしますね」


そう言ってライターを受け取る


『そのまま前向いててね、ショッピ君』


ライターを受け取った途端、唐突に先輩が席を立った


何をするつもりなんだろう、と思っていると先輩の手が俺の耳に触れた


shp「先輩…?」


先輩が何も言わない代わりに、両耳に冷たい何かが触れる感覚がした


先輩が自分の席に戻り、俺に手鏡を渡す


その手鏡で耳を見ると、さっき俺が先輩に上げたものと同じピアスが俺の耳についていた


shp「先輩、これ…」


『ふふ、お揃いだね』


shp「…ハハッ、そうっすね!」


先輩の耳に揺れるピアスを見て、俺は笑顔で言った。


そしてこのタイミングでパンケーキが運ばれてくる


『わぁ、美味しそう!』


いちごが沢山のったパンケーキを見てはしゃぐ先輩。


その仕草すべてが愛おしくて堪らなかった


俺の前に置かれたチョコバナナパンケーキを切り分け、小皿に分けて先輩へ渡す


先輩もストロベリーパンケーキを切り分けて俺にくれた


『んふふ、おいしー!』


shp「甘過ぎなくておいしいっすね」


その後は2人で夢中になってパンケーキを頬張った


__________________________________________


パンケーキ屋を出てからは、そのまま原宿の街を2人で適当にぶらついた


色々な店に入ったが、特に何も買うことはなくただただ時間が過ぎていった


『もう夜だね、ショッピ君』


shp「…そうっすね」


既に日は落ちて、辺りは暗くなっていた


『そろそろ帰ろっか』


shp「…!帰しませんよ!」


『へっ』


先輩が赤くなってこっちを見る


shp「あ、ちが…えっと、どこか飲みに行きませんか?」


まだ先輩と離れたくなくて思わず本音が出てしまった


恥ずかしくて、顔が熱を帯びる


『あ、うん、いいよ。』


俺達は原宿を出て、家の近くの飲み屋に行くことにした

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音羽リン(プロフ) - ふぉすさん» コメントありがとうございます!(^O^)そう言っていただけると励みになって頑張れますヽ(;▽;)ノ続編でもよろしくお願いします! (2019年8月20日 16時) (レス) id: 7b6b3ac624 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉす(プロフ) - 先輩の行動1つ1つに翻弄されるsypくんが可愛いです、、。続編も楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2019年8月20日 15時) (レス) id: 1407a68732 (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - みうさん» いやいや全然そんなことはないですありがとうございます(*´˘`*)頑張ります!o(`ω´ )o (2019年8月16日 8時) (レス) id: 7b6b3ac624 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - 音羽リンさん» なんかついでみたいに書いてごめんな?先輩後輩はいい!好きやわwショッピ君と作者を応援するぜ! (2019年8月15日 22時) (レス) id: a650aeb251 (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - さんさんさん» あ、ほんとですね!訂正しておきます、ご指摘ありがとうございました<(_ _*)> (2019年8月15日 21時) (レス) id: 7b6b3ac624 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音羽リン | 作成日時:2019年8月12日 13時

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