【wrwrd】なんで俺じゃだめなんすか、先輩。【shp】

23 ページ24

〜ショッピside〜


さて、先輩へのプレゼントを選ぶとしますか


と言われても、そもそも女の子にプレゼントをした経験がなく何がいいのか分からない。


とりあえず雑貨コーナーを1周してみることにする


shp「…あ、これ先輩に似合いそう」


ふと目に入ったのは薄紫色の石がはめ込まれた小さなハートのネックレス


銀色で落ち着いた感じがして、清楚な印象の先輩に似合いそうだ(ヘビースモーカーだけど)


その綺麗に箱に入っているネックレスを手に取りカゴに入れる


すると、チラッとひとつのピアスが視界に入った


ネックレスのすぐ横に置かれていたピアスは同じ薄紫色の石で、特にこれといった装飾は無かったがなんとなく先輩に似合う気がしてカゴの中に入れてレジへ向かった


__________________________________________


店を出ると、まだ時間には少し早いが既に先輩が買い物を終えて待っていた


shp「すいません、遅くなりました」


『ううん、私が早かっただけだから。それより、お腹すいたね』


shp「あ、この近くにめちゃうまいって有名なパンケーキ屋があるんすよ！先輩、パンケーキ好きっすか？」


そう言うと、先輩は目を輝かせて嬉しそうに言った


『え、ほんとに！！行く！行きたい！！』


子供のようにはしゃぐ先輩をみて愛しいなぁと思い、また手を繋いでパンケーキ屋へと向かった

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す