【wrwrd】なんで俺じゃだめなんすか、先輩。【shp】

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〜Aside〜


定時になった


私の分の仕事は終わったけど、ショッピ君はまだ相当残っていて残業確定コース


『ショッピ君、手伝うよ』


お昼の事もあるし、私はショッピ君の書類を少し手に取る


shp「大丈夫っすよ。1時間で終わるんで」


『なら2人で30分で終わらせよう』


shp「…ありがとうございます」


____________________________________


それから2人で黙々と作業し、本当に30分で全部終わらせることが出来た


shp「ありがとうございました。帰り、送りますよ」


俺バイクなんで、とショッピ君は言う


歩いて帰るより楽だし、何よりショッピ君とは同じアパートだしご好意に甘えることにした


それから2人で外へ出て、バイクを取りに行ったショッピ君を待つ


…そういえば、ショッピ君はいつから私のことが好きだったのだろうか


全くそんな素振りはしていなかったけど、案外ずっと好きでいてくれたのかもしれない


shp「お待たせしました、先輩、ヘルメット」


そんなことを考えている間にショッピ君が来てヘルメットを渡してくれる


ヘルメットを受け取って頭に被り、バイクの後ろに跨る


shp「出発するんで、捕まってください」


そう言われ恐る恐るショッピ君の腰に抱きつく


『(今日告白断ったばかりの男の腰に抱きつくなんて…)』


申し訳なさを感じつつも、振り落とされては困るので抱き締める腕に力を込める


いつもは可愛い後輩としか思ってなかったけど、ショッピ君の背中は思っていたよりも大きくて安心感があった

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