僕の記憶を返してくれませんか……？ (ページ4)

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laside

『城下町？と言うのはこんな感じなんですね……文明が発達してる様に思えます……』

ぶらぶらっと歩いてたら、ロボロさんからインカムで通信が入った。

rb[シャオロンが誰かに捕まったみたいや！！らりな行ってくれ！！]

『え、何でわたっ……って切られてしまった……』

兎に角走りますかっ……！

ﾀｯﾀｯﾀ

無造作に走っていたらまたロボロさんから通信が入った

rb[らりなどうやらシャオロンは町外れの倉庫にいるみたいや！人数が多いから気をつけてな！？]
『分かってますよ……』

頭がズキズキ痛む……

どうしてシャオロンさんの言葉や名前を聞くと痛むんだろ……

『此処ですか………』

まだ痛む……だけど、そんなん関係ないよねっ……！

～syaside～

くっそ……普通に油断してたわ……

mb1「んで？早く彼奴情報言ったら？楽になれるよ？」
sya「っは、そんな簡単にらりなの情報、ゆうと思うか？？そこら辺しっかり頭で考えろやw」
mb2「口の聞き方がなってないねぇ…」

めっちゃいてぇ………

ﾊﾞﾝｯ!

『シャ、シャオロンさんっ……！！！』ﾊｧ…
sya「はっ…！？」

どうして来たんや……

mb1「ほぅ、自ら来たか……」
sya「らりなっ…！来ちゃあ駄目やっ……！！」
『仲間が傷つけられてて助けないわけにはいきませんよ！！』
mb2「とりあえず、連れて帰りますかっ……！？」

えっ……？？

『汚い手で触らないでくれません？気持ち悪いです』

今…何が起こったんや…？

mb3「お、おいっ……！！隊長……息してません…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
mb1「嘘だろ……？」

らりなが……彼奴を蹴って……息してないんか…！？

『さてと…やられる覚悟はぁ出来てるよな？？仲間を傷つけられた罪は相当ヤバいで？？まして…僕の初めての友達やし。』
sya「っ……！？！？」
mb1「お、お前ら！！逃げるぞ！！」
『…………あんたらほんま男？』

ﾄﾞｶﾞｯ

『逃げるのはええけど……お前らの属してる国は何処や？？』
mb1「っ……！！！み、南国だっ……！！」

南国っ……！？確か同盟国やなかった…？？？

ﾀｯﾀｯﾀ

『お～いいにげっぷりやな』
sya「らりな……」
『ん？嗚呼、はずさなきゃな』
sya「あ、有難う……てか、思い出したん…？？」
『せやで？え、駄目やった？』
sya「いや、嬉しいんやけど……」
『そっか、ま、思い出したんはこれだけ。皆との記憶はまだ思い出してないな』
sya「そっかぁ……あ、はよう帰るで！！」
『あ、ふぁい！！』

嬉しい、な。