【鬼滅の刃】×【vvれvvれD】 (ページ2)

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１話/鬼ページ2

Ni「A。刀っていうのは
鈍く
錆びやすく
折れやすい
やから気を付けて使えよ？」

『はーい！』

ガバッ。

『夢か……』

兄さんを亡くしてから……一ヶ月。
死因は鬼。

今でも覚えているあの鬼の臭い。
あの声。呼吸。心音。

あの……醜さ。

ハッキリと覚えている。

俺は。

弱かった……一匹の鬼相手に…手を出せなかったことも。。。

『ッ。』

思い出しただけで…
自分が憎い。

??「どうしたん？」

急に声がし顔をあげると。
背の高く、
俺より一歳は年上であろう少年がたっていた。

??「俺はトントンや！
よろしくな？君は？」

『A……。』

Tn「Aか！よろしくな。
……んで何で泣いてたん？」

『…鬼…が…』

そう呟くとトントンは何かを悟ったのように抱きついてきた。

『放しt…Tn「辛かってんな。でも。もう大丈夫や！」？？』

Tn「俺がついとる！
な？やから困ったとき、辛いときは頼ってな？」

そうニカッと笑うトントン。
何故かわからないけど……

自然と笑えた。

Tn「笑えるやん！そっちの方がいいで！」

『!!ありがと。』

Tn「そや！年幾つ？
俺は6やな！」

『5』

Tn「俺の方が上やな！」

『戦力では俺の方が上やな！』

Tn「今はな！」

『？？今は？』

Tn「いま家に刀置いてきてんねん！
昼間は安全やから！」

『そうなんや。』

Tn「俺んち来るか？」

『ううん。
遠慮しとくはな！
また今度！』

Tn「オン！」

『約束な！』

そう言い俺達は指切りを交わした。

あんなことが起こるとも知らず。