天使様は囁いた ページ7
その後、少女と4人の男は馬車に乗りwrwr国へと足を運んだ。途中、少女が外の景色に興奮して窓から乗り出し落ちそうになった事以外は何事も無かった。
大きな扉の前に立ち、緑の人が優しい笑みでこちらに話しかけてきた。
os「今からここの偉い人と話してもらうんやけど…変なことだけはせんとってな？」
その言葉は優しい顔とは裏腹に威圧的な雰囲気を醸し出している。しかし、少女はそれに気がついていないのか笑顔で肯定の意を込めて頷いた。
os「………グルッペン。オスマンや、入るで。」
扉の奥で声がする。緑の人が手を優しく握り、部屋の中へ連れていってくれた。部屋の中に入ると、そこには椅子に座った黒い服を着ている金髪の男、そしてそれを囲むようにして居る数人の男がいた。
gr「ようこそ、wrwr国へ。私はこの国の総統、グルッペン・フューラーと言う。」
手を少女に向けてニヤリと笑いながら話す黒い男。ピリピリとした雰囲気を醸し出しているが、少女は分からないのか笑顔のままだ。
gr「さて、君にはいくつか質問がある。答えてくれるか？」
淑女と接するような親切な対応。初めての対応のされ方に少し戸惑いの表情を浮かべてしまう。それに気がついた緑の人が少女の頭をふわりと撫で、優しく微笑む。
os「大丈夫やで。本当のこと言えばええんよ。」
その優しい声と笑顔は、天使とは違う安心感を感じた。理解力が乏しい少女の脳だが、何となく従ってもいいと感じ取ることが出来、大人しく頭を上下に動かし、肯定した。
gr「ありがとう…。では、質問だ。君は何故人を殺めた。」
黒い男の放った言葉。何度も何度も聞かれた質問。
少女は無邪気な表情で、まるで褒めて欲しいというかのような表情を浮かべこう言った。
『天使様が言ったんです！』
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骨粉の煮付け(プロフ) - 犬キナさん» コメントありがとうございます。ドストライクゾーンに当たりましたか笑笑。頑張らない程度に頑張らせていただきます！笑 (2021年2月1日 18時) (
レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
犬キナ - えー。なんで私のドストライクゾーン当てられるんすか？好きです！頑張らない程度に頑張ってくだせぇ！ (2021年1月31日 17時) (レス) id: 48a9631c32 (このIDを非表示/違反報告)
うらにわ(プロフ) - 猫苺さん» めちゃ分かります…クソ好み。好き過ぎてぴえんです(？)更新頑張って下さい！！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: 9bef666aed (このIDを非表示/違反報告)
骨粉の煮付け(プロフ) - 猫苺さん» コメントありがとうございます。ゆっくりとなってしまいますが、頑張ります！ (2021年1月14日 7時) (レス) id: 6211201735 (このIDを非表示/違反報告)
猫苺 - 好みのキタコレ。更新ペース自由で構わないので頑張って下さい！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: 7adddb7655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨粉の煮付け | 作成日時：2021年1月11日 21時
