シーン3 ナビゲート〈１〉 ページ14
【標高3,000〜4,000m】
mt「はい、ここからですね。本格的な登山がスタートします。登山のルールを説明しようと思います。これですね、今一生懸命覚えようとしなくても、やってる内にドンドン覚えていくので、そういうもんなんだなぁ……って聞いといて頂けると
狂気山脈を登る為にですね、未踏峰ナビゲート･ロールというものが存在します。これを、どんどんやって行って頂上を目指していくという形になるんですが。
一日の行動開始時、一番最初に天気を皆さんには決めて頂きます。」
『これ、もちろんダイスロールで決めるんですよね？』
mt「そうなんですよ。天気を決めるのは皆さんの幸運で振っていただいて天気を決めていきます」
zm「幸運かぁ…俺55しか無いねんけど」
『は？てめぇ喧嘩売ってんのか？こちとら45やぞ』
tn「成功率50%以下とか絶望やん…。ちなみに俺は70なんで、割りとまあまあって感じ」
『よし、トントン表へ出ろ』
tn「はえー、ゾムお前妹の教育どうなっとんねん」
zm「喜凶のお兄ちゃんはトントンらしいで」
tn「おかしいやろ！さては、お前面倒だからって投げたな？」
zm「別にそんなことないですよ〜？」
tn「しらこいわぁ……」
mt「コント見てる見たいでいいっすねwww
これ、三人全員成功すると快晴無風。天気としては最高ですね。体力消費はしませんし、判定時にペナルティもありません。
一人失敗すると、降雪。行動する時に体力が1減ってしまうのとナビゲートが−10%と目星とか、五感を使うような技能に−20%の補正が入ります。
そして、更に二人失敗すると強風ですね。行動する時の体力と消費は1D3、MAX3減るということですね？
で、ナビゲートと知覚系技能、更には運動系技能が−30%になります。だから、登攀とか跳躍とかも全部−30%のデバフを食らうということですね」
『シンプルにやべぇな……』
mt「挙句、全員失敗すると猛吹雪ですね。体力消費は1D6、そしてあらゆる技能全てが−50%の補正で振る必要があると」
tn「−50！？」
zm「一気にやばさ増したなぁ…」
mt「ですが、安心してください。停滞というのが選べます。その日の判定を中断して、停滞を選ぶことが出来る。そして、停滞すると一日が経過します。
一日の天気が決まった段階で、停滞を選ぶとキャンプというのになりまして、体力回復します。まぁ、要は一日今日は休むって日ですね
この天気の中出られんよとなったらキャンプを選ぶといいです」
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