6-2トントンside ページ23
そこからこのメンバーだ、想像はつくだろうがコネシマいじりに火がついてしまった。
コネシマ「ちょ、大先生呼んでもいい?」
さすがのシッマもキャパオーバーらしい。苦し紛れに救いを求める。
でも残念な話、大先生は来れたら来てるんだよな。
シャオロンがその旨を伝えると、わかりやすく疲弊した顔を見せるコネシマ。
シャオロン「わかったわかった。そこらへんのコンビニで酒奢ったるわ」
コネシマ「まじで!?」
一気に瞳を輝かせたチワワと、多分酒の方に反応した神。
神もついていくようだ。ようやく少しは静かになる。
それにしてもシャオロンは兄貴体質や。こういうところで気配りができるんですよ、彼。
と、特に人気も上がらないようなフォローを差し込み、3人に「気を付けてな」と手を振った。
残ったのは俺とゾム。
ゾムは「静かになったなぁ」と言葉尻に笑いを含みながら言い、手の中にあった水を飲みほした。
ゾム「実際どうなん。トントンは付き合おうって思ってんの?」
飲み干したコップをキッチンに置き、戻ってきたゾムは、先ほどよりもおとなしい。
たまには相談するのも面白いか。
ゾムとの付き合いもだいぶ長くなったけど、こういう相談は初めてだ。
ちょっとした新鮮味を味わいながら、俺はサイコパスに相談することにした。
相談、っていうのかもわからんけど、多分そう。
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作者名:岡山 | 作成日時:2016年7月30日 12時