6-1トントンside ページ22
ということで仕切り直し。
大きなローテーブルもないので、さきほどのテーブルをどけて、俺たちは思い思いの場所に座った。
コネシマ「実際のところ、どうなんだいトン氏は」
トントン「お前は主語をつけない奴やな。頼むからもう少し明確に物事を伝える努力をしてくれ」
コネシマ「あ、はい。すんません」
唐突に怒るというか、説教じみたことを言ってしまう。
コネシマが素直に謝ったので、ゾムがまた笑ってる。
しんぺい神「さて閑話休題」
トントン「えっ」
ゾムとコネシマ、シャオロンが「まだ終わらんよな?」と言ってくる。
コネシマ「その後輩?がどんな子なんか教えろや」
ゾム「そらな、知っとかな」
サイコ2人組に言われ、まいったなぁとぼやいた。
一度座り直し、体制を整えてから口を開く。
シャオロン「髪型は?黒?茶色?」
トントン「えぇ…茶色やけど」
シャオロン「ロング?ショート!?」
なんやねんこいつ。どこにこだわり持ってんねん。
軽く引きながら、「あれはミディアムちゃうか」と答えた。
ゾム「ミディアム」
しんぺい神「ミディアム」
神は知ってるやろ、なんやその反応は。
コネシマ「ミディアムかぁーええなぁ」
トントン「あん?」
コネシマ「なんで俺だけそんなキレられてんの!?」
シャオロン「まぁシッマやし」
コネシマは一応頷いたが、やはり納得していないようだ。
118人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:岡山 | 作成日時:2016年7月30日 12時