七頁目 ページ8
＊宮香＊
Aside
目の前に広がる食べ物は豪華な物ばかりで、私には勿体無いくらいだ。
グル「どうだ、A。一流の食材、シェフを駆使した。
今夜は満足するまで楽しむとよい」
『っ、ありがとうございます……！
あの………私、何もせずに居候するのは申し訳ないので、何かお手伝い出来ませんか？』
何かしらのお手伝いをすれば暇潰しにもなる。
………何の役にも立てないかもだけど。
グル「そうだな……Aがいいのであれば、
しんぺい神、ひとらんらん、ロボロを手伝ってほしい。
彼らは猫の手が欲しいと言うぐらい忙しいからな。彼らには私から言っておく。
朝、ロボロが迎えに来てくれるだろうから待機しておいてくれ」
確かしんぺい神さんが手当て、ひとらんらんさんが農作業、ロボロさんが料理だったはず。
『(楽しみだなぁ……)』
明日の為に私は、大きなお皿にある、ステーキを頬張り始めた。
･
ようやくお皿の上が空になり、私の腹も満たされた。これほどの満腹感に満たされたのはいつぶりだろうか。
ゾム「じゃあ、帰ろか。
Aは俺が送るわ」
『では皆さん、お休みなさい』
………既に酔い潰れて、夢の中へと行っている人も何人かいるけど。
私とゾムさんは一足先に食堂から出ることにした。
･
月明かりに照らされ、他愛もない話をしながら部屋へと向かう。
ゾム「ホンマに星空が綺麗やなぁ」
『うん……それに、
月が綺麗ですね…』
ゾム「っ……A、それマジ…？」
彼の顔は、紅葉のように真っ赤だ。
どうしていいのか分からず戸惑っていると、彼は苦笑いをし、こう呟いた気がした。
ゾム「Aは田舎で育ったもんなぁwちゃうよなw(ボソッ
あー、寒っ。はよ帰ろか！」
彼は私の手を引いて、そのまま部屋へと送ってくれた。
バタン
『手、熱かった………』
私は頭が混乱したまま、ベッドへダイブし眠りについたのだった。
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宮香(プロフ) - Apricot02さん» あぷりん！！コメントありがとう！頑張るね！w (2016年11月17日 19時) (携帯から) (
レス) id: 52f2921e66 (このIDを非表示/違反報告)
Apricot02(プロフ) - 面白いです！これからも更新がんばってくださいね(* 'ω')ﾉあと、お気に入り100人おめでとうございます (2016年11月17日 18時) (レス) id: 6a83ea3325 (このIDを非表示/違反報告)
宮香(プロフ) - まっすーさん» コメントありがとうございます！(｀・ω・´)笑って頂けて幸いですwこれからもよろしくお願いします！！ (2016年11月5日 18時) (携帯から) (レス) id: 52f2921e66 (このIDを非表示/違反報告)
まっすー(プロフ) - UFOに乗せてもらえば良かったって大先生…w不意打ち過ぎたw (2016年11月5日 18時) (レス) id: e7189ac219 (このIDを非表示/違反報告)
緑月翡翠(プロフ) - 桜風瑠璃さん» おー、桜風ちゃんありがとう！いつもコメントくれてありがとうw続き、楽しみにしててくださいね！ (2016年11月3日 20時) (レス) id: 36e773549b (このIDを非表示/違反報告)
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