三頁目 ページ4
＊宮香＊
『え、ここで、我々国の軍基地でですか……？』
グル「あぁ、そうだ。
住むところも着る服すらも無いだろう？それとも何か、別段嫌な事があるのか？」
『いえ、大丈夫ですが、
お兄ちゃんが気になって………』
その時グルッペンさんの表情がほんの少し、曇った気がした。
グル「そ、そうか………
それと気になっている件があるんだが、少し髪の毛を拝見させてもらっていいか？」
私はそれにコクリと頷くと、トントンさんは腹を抱えて笑い始めた。
………？何か可笑しな事でもあったのかな？
トン「ぷぷ、グル氏って髪フェチなん？w引くわーw」
ゾム「それなw」
神「そんなこと言っちゃ駄目でしょ……ぷぷ」
ふぇち？
するとグルッペンさんはゲス顔でこう言った。
グル「んん”っ、私はお前らとは違い、そのようなはしたない発言、行動はしないぞ？(ニコッ
あぁそれと、後で総統室で粛清ね(ボソッ」
怖い………この人が治めているだけあって我々国は強いんだろう。道理で私の国との戦の勝敗がつかない訳だ。
『あの、髪はもういいんですか？』
グル「見終わったしもういいだろう。
さて、こんな茶番は置いておいて次は、Aを新しい部屋に案内したいのだが………生憎今日はいつもより多忙でな。
トン氏としんぺい神もこれから仕事が入っている。ゾム氏、申し訳ないが案内役を担ってくれないか？」
ゾム「おん、了解」
『ありがとうございますっ』
私は辺りをグルリと見回し、深々とお辞儀をする。
ゾム「Aは礼まで出来て行儀のええ子やな。
さ、行こか！」
私はその言葉に緊張が溶け、頬が緩んだ気がした。
ゾムさんは、私が勝手に思い描いている第一印象よりも数倍いい人なのかもしれない。
高身長な彼を見上げながらそう思った。
_____
グルッペンside
やはり、Aは───。
雪のように綺麗な銀髪に少しばかり金髪が混じっていて、瞳も赤目。それに、彼女の兄についても気になる。
神「グル氏どうしたん。ボーッとして」
グル「いや、ただの考え事だ」
果たして、俺の憶測は的中しているのだろうか……？
_____
たった一日で星に色が…！
ありがとうございます！
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宮香(プロフ) - Apricot02さん» あぷりん！！コメントありがとう！頑張るね！w (2016年11月17日 19時) (携帯から) (
レス) id: 52f2921e66 (このIDを非表示/違反報告)
Apricot02(プロフ) - 面白いです！これからも更新がんばってくださいね(* 'ω')ﾉあと、お気に入り100人おめでとうございます (2016年11月17日 18時) (レス) id: 6a83ea3325 (このIDを非表示/違反報告)
宮香(プロフ) - まっすーさん» コメントありがとうございます！(｀・ω・´)笑って頂けて幸いですwこれからもよろしくお願いします！！ (2016年11月5日 18時) (携帯から) (レス) id: 52f2921e66 (このIDを非表示/違反報告)
まっすー(プロフ) - UFOに乗せてもらえば良かったって大先生…w不意打ち過ぎたw (2016年11月5日 18時) (レス) id: e7189ac219 (このIDを非表示/違反報告)
緑月翡翠(プロフ) - 桜風瑠璃さん» おー、桜風ちゃんありがとう！いつもコメントくれてありがとうw続き、楽しみにしててくださいね！ (2016年11月3日 20時) (レス) id: 36e773549b (このIDを非表示/違反報告)
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