７，就寝 ページ9
『首席かー、いいな。私も首席で卒業したかった』
ro「だねー。ちなみにどこの部隊に所属してるの？」
syp「一応俺は狙撃部隊の副隊長やっとるで」
『凄いな・・・・・・・』
狙撃部隊。その響きだけでも羨ましい。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『・・幹部になるには、どうしたらいい？』
ro「え？A幹部になりたいの？」
『だってこんな話聞いたら上を目指していきたいじゃん！？』
ro「でも幹部は流石に無理があるんじゃ・・・」
syp「大丈夫っすよ。」
syp「まぁなるには時間がかかると思うけど、そういう気持ちがあるだけでも、俺は凄いと思うで」
syp「でも幹部になりたいなら、戦争とか、そういう戦いの場でデカい功績を残さなきゃいけないで」
『それはそうだけど・・・』
やはり、現実はそう甘くない。
ro「・・・・・・・・・・・・・・」
ro「大丈夫。Aならなれるよ。幹部に」
ro「私も全力で応援する」
『・・・・・・・』
『ありがとう。レオメル・・・』
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パーティーはその後しばらく続いたそうだが、もう遅いので今日はお風呂に入って寝ることにした。
その前に、私は部屋の隅にある電話に手を伸ばす。
ﾌﾟﾙﾙﾙｯﾌﾟﾙﾙｯ
『・・・・・もしもし、ママ』
母《どうしたの、A》
『いや、ちょっと電話してみようと思って。』
母《そう。てっきり何かあったのかと思ったわ。》
『笑、そうじゃないよ。』
母《どう？そっちはもう慣れた？》
『まだ全然。でもなんとかやっていけそう』
母《それならよかったわ。今日は寒いから、布団は暖かくして寝なさいよ。》
『うん・・・・・。わかった』
母《それじゃあ、おやすみ》
『・・・おやすみ。ママ』
ｶﾞﾁｬｯ
今日はもう疲れた。
明日から本格的に軍で働くこととなる。
配属先が楽しみだ。
よし、明日のために、もう寝よう。
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ｺﾝｺﾝｯ
gr「入れ。」
ｶﾞﾁｬ
syp「失礼します。」
gr「どうしたショッピ。なにか用か？」
syp「配属先の書類等を渡しに来ました。」
gr「あぁ。助かる。」
syp「・・・・・・」
syp「・・・・・・・幹部って、どうやったらなれるんすかね」
gr「は？幹部になったお前が突然何いってんだ？」
syp「・・・・・・・いや、おやすみなさい。」
gr「？おやすみ」
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作者名：頭の悪いキューピット | 作成日時：2024年2月11日 1時
