3,仲間 ページ5
ro「荷物まとめたら、また会お!」
『分かったー』
そういい私達は部屋に入った。
ガチャッ
部屋は極めて簡単な内装だった。
5畳の部屋で、全体的に白く、綺麗だった。
ベッドとクローゼット、机やテレビまでがおいてあった。
窓は大きく、小さいベランダのような空間が外にできていた。
ここで洗濯物を干せってことね。
『ふー。風が気持ちー』
ro「やっほー!A」
隣の部屋のベランダには、レオメルがいた。
『やっほー!・・・・・ってレオメル、何その服。』
ro「え、Aクローゼットの中見てない?開けて着てみなよ!」
『え!着る着る!ちょっとまってて!』
そういい急いでクローゼットの中を開けた。
『うわぁ!軍服だ!』
デザインはどちらかと言ったら戦闘服に近い感じで、黒色の短めのワンピースのようだった。
腰には白色のベルトがあり、それをやるとスカートみたいになって可愛かった。
まぁでもひざよりちょい上の長さなので、超絶短くはなっていない。
ネクタイは白色で、ネクタイピンは金で軍の紋章が入っていてかっこいい。
『デザイン中々いいな。でもこれじゃ寒いからタイツを履こう・・・』
靴は白と黒の入り混じったブーツで、やはり軍特製なのか、そこが柔らかくて痛くない。
上着は黒色がベースのジャケットで、胸元には金で軍の紋章入り。
全体的に軍服は可愛い。
コンコンッ
『どう!?』
ro「おー!似合ってるよ!いい感じ」
『レオメルもね!』
ro「笑笑、あ、荷物は大丈夫?」
『うん、ある程度整理はできた』
ro「よし、それじゃあ今から軍の探検に行かない?」
『いいね!いこいこ!』
そういい私達は足を弾ませた。
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?「随分と賑わってんな。」
?「せやね。今日軍がお休みなのはこのためか。」
本部の塔の上で、何やら話している男たちがいた。
?「にしてもグルさん、今回は入れすぎやで。」
gr「そうか?これぐらい入れても問題はないだろう?」
?「はぁ・・。扱うこっちの身にもなってほしいわ」
gr「何だ、そんなに不満ならやめさせればいいじゃないか」
?「なんでそうなるんや・・・」
?「まあでも、グルちゃん最近軍の腕が落ちてきてる言うてたもんな。」
gr「そうだ。だから、多めに入れんだ。異論は聞かん」
?「まったく・・・」
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作者名:頭の悪いキューピット | 作成日時:2024年2月11日 1時