２，入隊 ページ4
初日にまた新しくできた友達で、私の緊張は少しづつ緩和されていった。
ro「あ！見てみて、軍が見えてきたよ！」
『おぉー、』
いつ見てもでかいその建物は、まさしく城といったほうが正しいのかもしれない。
私は、今日から、ここの一員。
そう思うと胸が踊る。
ro「A。随分楽しそうだね」
『うん。飛びたいくらいにね』
ro「え、あぁ、」
そうこうしていたら、バスが停まった。
『降りようレオメイ。』
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係員1「全員降りたな。」
係員1「それでは、今から移動を開始する。男女分かれて一列に並べ。」
あぁ、この感じ。私が求めてた雰囲気。
本当に私、軍隊入れるんだ。
ro「A、だいじょぶ？」
『ん？あ、大丈夫」
ro「な、なら良かった。』
ro(全然大丈夫じゃなさそう)
案内されたのは、本部の隣にある会場ホール。
男子と女子で別れた状態になり、何列かで形を取った。
一体何人ものの人たちがいるのだろう。多すぎでもはや集合体である。
舞台のようなところで、ある一人の男が、マイクの前に立った。
？「ん”ん”っ、では、始めよう」
gr「御機嫌よう諸君。私はハイル国総統、グルッペン・フューラーだ」
グルッペン・フューラー、、、
生で見てやはりその迫力はすごい
このような人が、国を仕切っているのか
納得納得。
gr「ここにいる皆、今日までに今までいろんなことがあっただろう。だが、その努力を諦めず、
最後までやり遂げた故、ここに来ることができた。
gr「我々は、君たちを歓迎する。」
若き”英雄”のその男に、私達は盛大な拍手を送った。
gr「今日は、午後８時に、ここでパーティーを開く予定だ。存分に楽しんでくれたまえ。」
【ハイルグルッペン！！】
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総統からのご挨拶が終わり、私は渡された鍵の部屋へと移動する。
『４３・・４３・・・４３・・・・、』
『あった。ここか』
ro「あれ！A」
『おー！レオメル！え！もしかして隣の部屋！？』
ro「４４だからそうだね！」
『やった安心。改めてよろしく！』
ro「よろしく！」
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作者名：頭の悪いキューピット | 作成日時：2024年2月11日 1時
