１，初日 ページ3
『荷物ありがと。パパ』
父「可愛い娘の為なら、お安い御用さ。」
母「・・・・・・・・・。」
母「A。」
『何？ママ』
母「もし、辛くなったら、いつでも帰ってきなさい。」
母「軍では、きついことも沢山あるし、今までとは違ってうまく行かないこともあると思うの」
母「だから、なにかあったら、すぐに連絡はよこしなさい」
『・・・・・分かったよ。ママ』
父「ん”ん”っ、さぁ時間だA。車に乗りなさい。」
『うん。じゃ、またね』
母「気をつけてね。」
そうお別れを告げ、私は車に乗った。
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係員1「荷物はこちらへお運びください！」
係員2「では次の方。」
係員2「学生証を見せてください。」
『はい、』
係員2「A・・・・フィンディン様。第３号車のバスにお乗りください。」
『ありがとうございます。』
バスに乗ったはいいものの、どうしたらいいものか。
とりあえず空いてる席に乗るとしよう。
『あの、ここの席、いい？』
？「あ、どうぞ！」
『ありがとう。』
？「いえいえ。そういえば、初めましてー・・・だよね？」
『そうだね。私A・フィンディン。よろしく。』
ro「私、レオメイ・アグルーシル。よろしく！」
『レオメイ。よろしく』
ro「はー、緊張する〜・・・」
『緊張するよね・・。私も』
ro「まさかこんな私が軍に入隊できるとは・・・。」
そうだ、ここにいるみんな、軍に入隊するんだ。
ここは、世界で一番の革命主義国、【ハイル国】。
この国は、若くして最強となった総統、グルッペン・フューラーが、数々の大戦争で大勝利を生み出し、強さをも誇る国である。
また、この国の軍の支持率も世界一で、その軍に入るのは奇跡と同じくらい中々入れない。
そんな国の軍の一員に、私達はなるのだ。
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作者名：頭の悪いキューピット | 作成日時：2024年2月11日 1時
