第28話 ページ30
*トントン side*
ト「おい！！ 見つかったか!?」
エ「アカンっ……どこにも
コ「こっちも見当たらんで!?」
ロ『城の監視カメラフル稼働させて捜しよるけど、全っ然見つけれん！！』
ト「クッソ…どないなっとんねん……！」
───チーノとレイが、姿を消した。
異変に気付いたロボロから連絡を受け、すぐに幹部総出で捜索を開始した。
しかし、いくら捜しても二人は見つからなかった。
ただわかったのは……チーノの部屋にあったはずのノートパソコンが、
ひと通り捜索を終えた俺たち幹部は、総統室に集まっていた。
何とも言えない微妙な空気が漂う中、シャオロンが眉をひそめてこう切り出す。
シ「……あのさ。状況から見るに……チーノの奴、怪しくないか？」
その一言に、何人かが息を呑む。
ｼｮ「ちょ……何言うてるんですか、こんな時に」
シ「こんな時やからこそ、やろ」
いつになく険しい表情のシャオロンに、ちらほらと同意に近い声が上がり始める。
ひ「まぁ……状況的に見て、チーノに関して気にはなっていた」
オ「二人揃って
し「加えて……レイちゃんの素性や生い立ちは、入隊する時にみーんな知っとるやろ。せやけど……チーノくんに関する確かな詳細、この中に知っとる人間おったっけ？」
普段のにこやかさはどこへやら、鋭い目で全員を見回すしんぺい神に、俺たちは一瞬息を詰まらせた。
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空文 晴霧(プロフ) - suzurei/鈴玲さん» ありがとうございます！ 頑張ります！ (2020年3月30日 12時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
suzurei/鈴玲 - 更新頑張ってください…！応援してます！ (2020年3月30日 12時) (レス) id: 54995dabe3 (このIDを非表示/違反報告)
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