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1,味方最大の脅威 ページ1

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『先輩、終わりました』


「うん、ありがとう。ところで今日ご飯とか、どう？」


『……………………今日は用事が、』


「昨日もやったやん」


『用事です。私は定時で上がりますお疲れ様です』


そんな風にいそいそと部署の扉を開けて去る彼女。


「………………またか、」



嫌われてんの、俺。それならそうでもっとはっきりと断ってほしい。

ちら、と何気なく見やった窓から見えた彼女の姿は、隣に男がいて

更にその男がムカつくやつで


メッセージアプリで[定時で上がりまぁっす！]って打ってくる、クズである。


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作者名：もんぶらん | 作成日時：2017年6月27日 12時

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