第四の道 ページ4
*グルッペン side*
一瞬、何が起きたのかわからなかった。
コ「お……叔父貴ぃぃぃぃ！！！！！」
コネシマの馬鹿でかい声に、意識を引き戻される。
そして、改めて現実を突きつけられた。
倒れ込んだ叔父貴の眉間から、真っ赤な液体がどんどんあふれ出していく。
叔父貴が…撃たれた……。
嘘や…まさか叔父貴がそんな……。
『もし儂に何かあったら、Jrの事は頼んだで』
ダメですって叔父貴…Jrの奴が…待ってるんですよ……？
コ「おい！！！ 誰か本部に連絡せんかい！！ 叔父貴がっ……叔父貴が殺られたぞ！！！」
場が一気に騒然となり、頭が真っ白になる。
エ「あっ、コネシマ派の奴ら車出しましたで！」
オ「怪しい奴見つけたんやろか……。グルの兄貴、俺たちも追いかけ＿＿＿兄貴……？」
動かなくなった叔父貴に歩み寄り、しゃがんで見つめる。
グ「叔父貴…約束と違いますやん……。まだあんたの息子…ちゃらんぽらんのクソガキですよ……？」
様々な感情があふれそうになるのに、不思議と涙は出てこない。
エ「グルの兄貴……」
オ「……兄貴、お気持ちはわかります。ですが、叔父貴の無念を晴らすためにも、今は犯人を見つけ出しましょう」
グ「……そう…やな。わかっとる」
叔父貴の帽子だけ手に取り、早急に車を走らせた。
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空文 晴霧(プロフ) - まっちゃさん» 嬉しい感想ありがとうございます…！ 楽しんでいただけて何よりです(*^^*) (2021年8月19日 10時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - 感動！ｼｬｵさんのとことか涙が………素晴らしい作品をありがとうございました！ (2021年8月19日 1時) (レス) id: c364a2612c (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - にんけんさん» ありがとうございます…！ そう言っていただけるのがとても嬉しいです(*´ω｀*) (2019年6月27日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
にんけん(プロフ) - そんなことないっす。空文さんの小説めっちゃいいっす！更新楽しみにしてますっす。 (2019年6月27日 22時) (レス) id: a2627971ed (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - にんけんさん» いえいえ…！ 私もまだまだですよ(笑) (2019年6月27日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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