死神のいる街へ潜入捜査

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ジンさんが去ってから3日後、第二拠点で過ごす日なので朝から家に行くと、ポストの中に贈り物があった。

明らかに高級そうな紙袋なので、玄関に入ってそっと開けると、思わず見なかったことにするぐらいの大金。

おまけのようにカードが入っていて、「世話になった」というメッセージと共に電話番号のようなものが手書きで書いてあった。

最後にGINとあるのでまあ送り主は確定。

うーん、大金もそうだけどジンさんの電話番号って……持ってるだけでドキドキするよ？！

一応プライベート用のスマホに入れておく。

そして大金と共に箱の中に封印！

奥の方にしまって忘れることにした。



ジンさんのとんでもない贈り物から数日、ふと思い立った私はポアロに行くことにした。

まだ原作開始前だしなんの心配もいらないでしょ。

カランカランとベルが鳴り、私の来店を告げた。

梓「いらっしゃいませ、あ、汐恩さん！」

『こんにちは』

梓さんとマスターに顔を覚えられるぐらいには常連になった。日本に来てから1年ぐらい通ってるし。

梓さんのおすすめとアイスティーを注文して青い鳥をぼんやりと眺める。

おー、爆弾事件か……そういえば爆処組との連絡途絶えたんだっけ。

連絡先交換したスマホが大破して再度繋げられなかったんだよな……そのあとドイツで名前が変わった関係でアカウントも一新したし。

梓「お待たせしました！」

お、きたきた。

お礼を言ってからすみパスタとアイスティーを楽しむ。

うーん、美味いね！

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