【d!】社畜、ママになりました (ページ2)

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書類が2枚ページ2

『は？え、ちょ､､は？』

え、何で子供…？しかも2人…え？いやいやいやいや!!
……まじで意味分からん

箱の中には小さく寝息を立てて寝ている子供が2人入っていた。2歳…いや3歳か…それくらい小さく幼いのだ。子供ばかりに目をやっていて気づかなかったが子供たちの足元に手紙が置かれていた。

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Aへ
急にこんな形ですまない。Aに頼みたいことがある。

この箱の中にいる子供たちは父さんの友人夫妻の子たちだ。

だが、その夫婦は先日トラブルに巻き込まれて還らぬ人となってしまった。父さんと母さんは生憎、急用でこの子たちの面倒を見てやれない。

そこでだ。Aにしばらくの間面倒を見ててほしい。急な頼みで本当に申し訳ないが、よろしく頼んだ。

あぁそれと、その子たちは他の子たちより少し成長するのが早い。信じられないかもしれないが、その友人夫妻は人間ではないのでね。

その子たちも当然人間ではないということだ＿＿＿

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…どゆこと？この子たちの面倒を？私が？いや、そこは百歩譲って良しとしよう。

問題はその後だ。
その友人夫妻もこの子たちも人間ではないということ。
え？じゃあ人間じゃなかったら何なんだ…

そういえば小さい頃よくお父さんから話を聞かされてた気がする。

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父→fa「」母→mo「」

fa「A、父さんの友達にはな、悪魔がいるんだぞ」

『またそのはなし〜？どうせうそなんでしょ？』

fa「本当さ！な？母さん！」

mo「ふふっ、そうねぇ。母さんも何度か会ったことがあるわ」

『ほんと？』

mo「えぇ、本当よ」

『おかあさんがいうならほんとうだね！』

fa「なっ！A！父さんのことは信じてくれないのか!?」

『だっておとうさん、うそくさいんだもん！』

fa「ｳｸﾞｧｧ…Aから嘘くさいって言われたぁ…ｸﾞｽｯ」

mo「あらあら、貴方元気だして」

fa「ｳﾞｳﾞ……ｸﾞｽｯ」

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…確かこんなんだった気がする。お父さんは嘘ついてなかったんだね…何か、ごめん()