【男主】変わった新入り【wrwrd】 (ページ11)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:28,256 hit

第８話 / ゾムside ページ11

誰かに相談をしたせいかもやもやしたものが無くなり、スッキリした

これで心置きなくゲームが出来る

るんるんとした状態で俺はゲーム機の操作をする

「あ、僕、思ったんやけど…その白髪？の子の連絡先は知らんの？」

「おん？持っとらんで」

「何で持ってないねん！もし連絡先持ってたらぱっぱと済ませられたかもしれんのに！」

「…何やねん、お前。あの子に変な事でもするつもりか？ん？」

「ちゃうわ！」

「ww」

「大先生、女の子やったらすぐ手を出すからな。ただの確認や。」

「いやいや、流石にせぇへんって。相手は男なんやろ？やったら興味ないし、ええわ。」

「ほーん？」

「ほんまに？」

「何疑っとんねん。僕が嘘つく男やと思う？」

「「思う。丸くはなってるけどな。」」

「…まぁでも丸くなったせいでイキッてた大先生が懐かしく感じるわー。ほんまあの時みたいに戻らんかなぁ…」

俺はそんな会話をしながらゲームをしたのであった

．

帰りの時間になり皆とその場で別れた後、家まで歩いて帰る

家に着いたら明日の仕事のために用意などを先に済ませて、疲れた体を癒すためにベッドにボフンッとダイビングをする

「……明日も会えへんかなぁ」

なんて呟いて何とか布団を被った時、そのまま眠気に負けた俺はそこで意識を手放した

．

朝、目が覚めたらいつもより少し早めの時間に起きてしまったが、重たい体を何とか起こして顔を洗うために洗面台へ向かう

洗面台の前まで来ると少し目が覚醒してきたのか視界のぼやけが無くなった

念のために蛇口をひねって手で水を掬い、顔を洗うと近くにあったタオルを手に取り顔を拭った

「…よし」

それからリビングの方へ向かい、朝ご飯を作っては食べた

ちなみに今日はあまり作る気が起きなかったので、焼いた食パンにジャムを塗りたくったものを食べた

そして仕事に出かけるために着替えなどを済ませていく

「これで大丈夫やんな…さて、今日はいつもより早いし、少しだけやってから行くか」

早起きしてしまったためにいつもの出かける時間まで少し時間が余ってしまった

だから、その少しの時間を埋めようとパソコンに手をかける

開いたゲームはマイクラで、建築伝言ゲームで上手く相手に伝わらなかったのが少し引っかかってしまい、時々こうやって密かに練習をするのだ

…まぁこのことについては仲間は知らないけどな

そもそも言うつもりは無いけど