…使い魔って呼び出してないのに出てくるもんなん? ページ14
レント視点
昼食の時間になったのか…
食欲が、ない
全く腹減らねぇんだけど…もう食べないでいいか。
ちょっと人が少ないところに散歩しに行こう…
『シャオロン、ちょっと散歩してくる…』
sho「また行くんか?まぁええけど」
バサッ
-移動中-
『…ここがいいかな?人が少ないし…』
やっと落ち着いて座れる……
なんか、校舎の中って周りからの視線を感じて落ち着けないんだよね…
『ふぅ…』
レンジュ「なぁー!レント?」
『!?!?!?!?!?!?!?』
レンジュ「そんな驚くなってw」
『いや…呼び出してないのに出てきたから…誰でもびっくりするでしょ』
レンジュ「あー、それもそうか!ごめんごめんw」
『絶対思ってないし…そもそも呼び出してないときに出てこないでくれる…?』
レンジュ「あ、じゃあ出てくるときに出るよー!!って言えばいいか?」
『そういう意味じゃ…もういいや、うん。それでいいよ』
レンジュ「おっけー!!」
それにしても…一個になるんだよな
『…でさ』
レンジュ「ん?どうしたんだ?」
『なんで、出てきんだ?』
レンジュ「えっ、なぜって…
なんとなく?w」
『…俺はそうは思わない。』
レンジュ「…なぜ?」
『あんたは…まだ会って何日もたってねぇけど貼り付けの笑顔な気が…する。』
レンジュ「っ!…HaHa、レントにはかなわないなw」
『…昔から相手の表情を読み取るのは…得意なんだよ』
レンジュ「やっぱり、素の方がいいか?」
『(いやそうな…つらそうな、顔)…いや、そのままでいい。』
レンジュ「それは助かるなw」
『…まだあるだろ?言いたいこと。』
レンジュ「あぁ、んじゃ、俺が出てきた理由、本題に入ろうか」
俺、何言われるんだろう…。というかなんかしたっけ…?
レンジュ「お前は俺に似ている」
『…?』
レンジュ「一回すべてがどうでもよくなったやつはな、同じような目をしてるんだ
お前はその目に、俺の目にそっくりだ。
…過去に何があった?」
『っ…!なんで…分かった…?』
レンジュ「こちらも人の表情を読み取るのは得意なんでな」
何があった…?
もしもこれを話したとして…
引かれたら?また一人になってしまう?
怖い、怖い、怖い、コワい、コワい
ぽんっ
『っ!?』
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一回切ります
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作者名:ゆずまめ | 作成日時:2023年4月6日 20時