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『人多い…パーティだから当たり前か…』
2人に案内されてホールに入ると大勢の人がディナーを食べていたり立ち話していたりワインを飲んでいたり。やっぱ一国の建国記念パーティーとなると人も多いなぁ、と思いながら立ち尽くしていた。
「じゃあ僕達まだいろいろしなきゃいけないから！」
「楽しんでな」
『あ、はい！ありがとうございました！』
ペコッと頭を下げると2人は微笑みながら人の中へ行き姿が見えなくなった。我々国の人達を探そうと周りを見渡すと、少し離れたテーブルで聞き覚えのある呻き声が聞こえた
「おいシッマ！まだ食べ始めて20分も経っとらんで！」
「もう無理やって…」
いつもの緑のパーカーではなくスーツを着こなしているゾムと今にも倒れそうなほど顔色の悪いシッマ。とりあえず私はあそこのテーブルには行かないよ、うん。
シッマ強く生きてくれ…などと心の中で茶番を行っていると会場の電気が消え、司会者らしき人にスポットライトが当たった。
「皆さんディナーはお楽しみになられていますか？我が国の建国記念パーティーにこれほどの人に集まっていただき大変光栄です！」
司会者の人がそう言うと周りの人が拍手したので私も拍手をする。あ、結局知り合いと会えてないから一人ぼっちなんだけど。と思っていると会場に優雅な曲が流れ、テーブルが端に寄せられていく
「では今からは社交ダンスのお時間です！気になる異性と踊るもよし、仲良い友人と踊るもよし！どうぞお楽しみください」
その司会者の言葉を合図に会場の人がちらほら、と声をかけているのが見える。あそこで顔を赤くさせながら誘っている男の人はあの女性が好きなのだろうか、などと考えながら辺りを見渡した
私も社交ダンスくらい踊れるけどこんなに人がいる所で踊るのもなぁ…と思って会場の隅に行こうとすると声をかけられた
「我々国のお姫様。もしよかったら俺と1曲いかがですか？」
『貴方は確か…WT国の幹部の人ですよね？』
私の片手をそっと手に取ったのは、幹部の人達の中にいた金髪の眼鏡をかけた人。シャークんと楽しそうに話していたから印象に残っていた。
「ま、とりあえず1曲踊りましょ？」
『…よろこんで』
私がそう言うと少し微笑んで、私の両手をそっと手にし曲に合わせて踊る。相手も社交ダンスに慣れているのかとても上手で、リードもしてくれていた。
「あ、きりやんが抜け駆けしてる！」
「俺のAが他の奴と踊っとるやと…！？」
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桜 - ショッピ君と、くっ付けてください！ (2021年1月6日 9時) (
レス) id: 153d73471b (このIDを非表示/違反報告)
Airu - あの、コメ欄見て思ったんですが、検索避けをしたほうがいいのではないでしょうか？さすがに酷すぎかと…。これも民度が低いといわれる原因の一つなので…。どうか、注意喚起をお願いします。 (2020年11月6日 20時) (レス) id: 393d6064ec (このIDを非表示/違反報告)
グルッペン好き - グルッペンとくっつけて (2020年2月15日 21時) (レス) id: 575ccce210 (このIDを非表示/違反報告)
夜愛蝶 - シャークんさん、かっこいい……！！ (2019年8月19日 18時) (レス) id: 8521d2c08d (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - しゃけまる水産大好きいぃぃいい♪ (2019年5月3日 16時) (レス) id: a2cb6e73c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 x他1人 | 作成日時：2018年9月11日 17時
