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『いるんだ。好きな人。好きな人ってわけじゃないか。気になる人。
あのね、この前私残業してて日にちまたいでて。ようやく家に帰れるーって思って
嬉しくてさ。今さっき見てた人たちの動画を見ながら帰ってたんだぁ。
久々に私の好きな人、まぁグルちゃんが出てて気分が舞い上がっててね。』
この前にあった事件を思い出しながら山内君に話す。
『信号が変わりそうだ！って思って走って渡ろうとしてたの。』
山内君は相槌を打って静かに聞いてくれた。
少し照れ臭いなぁ。
『そしたらね、おっきなトラックが突っ込んできて。』
山内「えっ！水瀬さん、事故ったんですか！？」
『そうなの〜。でもね、今は元気でしょ？これにも訳があってね。』
山内「もしかして…」
『そう。そのもしかしてなの。男の人がね私の腕をつかんで引っ張ってくれて。
私の右側の体に当たったんだけどね。もし彼が腕をひいてくれなかったら私…』
山内「すごいですね。その男の人。」
『そうなんだよー。そのあとね、その人が友達と住んでるっていう家に連れて行ってもらって
けがの治療を少ししてくれて、お茶もいただいたんだぁ。』
山内「優男じゃないですか！」
山内君の反応が面白くてくすり、と笑ってしまう。
『まぁ、こんなところかな。山内君、ありがとね。コーヒー。』
山内「分かってたんですか。」
『山内君の淹れるコーヒーの味だもんこれ。』
コーヒーをすすって山内君の方を見てみる。
山内「喜んでいただき光栄です…」
そっぽを向いて耳を真っ赤にしていた。
そうして時間がたち書類の山もなくなった。
『お疲れさま。山内君。』
山内「水瀬さん、ありがとうございました！」
手をひらひらと振り、山内君は帰っていった。
スマホを確認する。
『＿＿さんからの連絡はなしか…まぁ、忙しいよね。』
んんっと大きく伸びをして、バッグを持つ。
電気を消して、オフィスから出る。
『今日もブラックだったなぁ。本当。いつ倒産するかわかんないよ。』
そう呟いて帰路についた。
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こんにちは。ぜろです。気づいたら、なんとお話が満タンになってました。
いやぁ。かなりの長編になりますねこれ。(馬鹿)
そして気づけばお気に入り登録をしていただきました人数が103人にも！
もう、嬉しいです。語彙力が欲しいですね。
続編は、【wrwrd!】実は総統さんは。【gr】２
的な題名になると思います。では、文字数の関係もあるのでさよーならー
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椙山光る(プロフ) - すごい ストーリーが面白くて楽しませて読ませて頂いてます。質問なんですけどお気に入り登録ってどうすればできるんですかね？ (2018年12月14日 14時) (
レス) id: 57279d11ea (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - めっちゃ頑張ります！本当にやる気が出るので、ありがたいです…(´；ω；`)ｳｩｩ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» めっちゃ頑張ってください！とにかく応援しまくってます！ (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 本当にありがとうございます…頑張って書いていくので、これからもよろしくお願いします！ (2018年8月24日 11時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» 読んだあと毎回評価してる事忘れて評価してます(実話) (2018年8月23日 2時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろ | 作成日時：2018年6月24日 15時
