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grside.
皆、いてくれ。
その思いで一心不乱に走った。
失いたくない仲間。
失っちゃいけない仲間。
gr「本当にすまなかった！」
バンッと音がするくらいに勢いよく扉を開く。
zm「グルッペンっ！」
そこにいたのはゾムだった。
椅子に座り辛気臭い顔をしていた。
zm「…俺こそ、すまんかったな。グルペンの気持ちを分かっていなかった。本当にすまん。」
立ち上がり、ゾムは頭を下げた。
こんな謝るゾムを見たのは初めてかもしれない。
gr「違う。俺が悪かったんだ。撮影に変な気持ちを持ってきてしまって。すまん！」
そう言い、頭を下げる。
zm「いや、俺が一番悪いんや！グルッペンを怒らせてしまったのは俺や。
全部全部、俺が悪かった。こんなこと言うのはあれやけど、これからも、
こんな俺と、友達でいてくれるか？」
顔を上げると、今にも泣きだしそうなゾムの顔があった。
zm「…だめ、か？」
gr「そんなことない！ゾムは、俺の大事な友達だ！」
ぱぁっとゾムの顔に笑顔が戻る。
zm「ありがとう。ごめんな。」
ゾムがそういったと同時に扉がひらいた。
kn「ほんっとうにすまんかった！ゾム、グルッペン。」
そこには焦った感じのコネシマがいた。
ゾムがこちらを見て、2人でコネシマを見て笑う。
kn「え？なにわろてんねん」
コネシマが真剣な表情で俺たちを見るもんだから。
gr「ぷっ…あぁっはははっ辛気臭い顔をしているな。コネシマ。」
zm「シッマらしくないな。笑えや！」
kn「そ、そんなことより、ほんまにすまんかった。」
ばっと、頭を下げる。
gr「謝らなくてもいいんだゾ。」
zm「せやぞ〜シッマ。笑え。そんな顔はお前には似合わない。」
kn「そうか。なら、笑うわ！」
コネシマはいつものように大胆に笑った。
kn「なぁ、大先生は？来てへんなぁ。」
zm「どっかに逃げたんちゃう？」
gr「あり得るなぁ。」
ut「そんな、そんなことせえへんよ！グルちゃん、ゾム、ごめんな。」
はぁ、はぁと肩を上下させた大先生がいた。
gr「謝るな。悪いのは俺だ。ゾムに謝ってくれ。」
ut「？ゾム、すまんかった。」
zm「誰にも謝らんでええねん。辛いのはみんなやろ？」
kn「ちょっと待って。俺には謝らんのか？」
コネシマの一言で、撮影部屋は笑い声でいっぱいになった。
gr「よし、撮影を始めよう！」
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椙山光る(プロフ) - すごい ストーリーが面白くて楽しませて読ませて頂いてます。質問なんですけどお気に入り登録ってどうすればできるんですかね？ (2018年12月14日 14時) (
レス) id: 57279d11ea (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - めっちゃ頑張ります！本当にやる気が出るので、ありがたいです…(´；ω；`)ｳｩｩ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» めっちゃ頑張ってください！とにかく応援しまくってます！ (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 本当にありがとうございます…頑張って書いていくので、これからもよろしくお願いします！ (2018年8月24日 11時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» 読んだあと毎回評価してる事忘れて評価してます(実話) (2018年8月23日 2時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろ | 作成日時：2018年6月24日 15時
