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言葉が次から次へとあふれ出てくる。
もう一言、言おうとグルッペンの方を向いた。
グルッペンは下を向いていて。
持っているコントローラーがかすかにふるえていた。
彼が怒っているという事が分かる材料がそろっていた。
gr「うるさいッッ！！構うんじゃない。」
次の瞬間、めったなことで怒らないグルッペンは冷めたような、どこか悲しそうな顔で俺達をにらみつけて、そう言い放った。
予想していたよりも、グルッペンは怒っていた。
嫌な空気が四人の間に流れる。
zm「ご、ごめん、ぐるっ「……すまん。頭を冷やしてくるよ。」
謝ろうとした俺の声はグルッペンのあきれたような声で遮られた。
グルッペンは気まずそうに、立ち上がった。
大先生と、シッマは何も言わずに、グルッペンを見つめる。
グルッペンは振り返りもせずに、実況部屋のノブをくるりと回した。
扉がバタンと閉まる。
扉が閉まる前に見えたグルッペンの背中は、悲しそうに見えた。
カツ…カツ…
グルッペンだけの足音が、悲しそうに廊下に響いている。
zm「……」
ut「なぁ。ゾム。言い過ぎたか？」
kn「あのグルちゃんがあんなに怒ってたで。初めてあんなに取り乱したグルちゃん見た。」
そうだよな。
言い過ぎたよ。
すまん、グルッペン。
そういいたいのに、言葉が出なかった。
よくわからない感情がふつふつと湧き上がってくる。
なんだよ、この感情。
zm「…俺は、そうは思わねぇな。」
開いた口から出た言葉は、思いもしない言葉だった。
自分が考えてもいないのに、勝手に口が動いたのだ。
「「…え？」」
ut「どういうことや、ゾム。」
kn「グルちゃんに悪いって思わへんのか？」
二人がこちらをにらむように見つめる。
zm「思わへん。グルッペン、あいつ女に執着してるんやで。みんなも分かっとったやろ？」
ut「せやから？」
zm「あいつの、私情でこないなるのは、どういうことや…しかも、動画も最後まで撮れてへん。
迷惑しかかけてへんやん？それなのに、俺等が悪いんです、言うんか？」
kn「ゾム、お前心無いんか？支えようとか、悪い、とか思わへんのか？あ！？」
コネシマが顔を真っ赤にして、俺のパーカーをつかんできた。
zm「なんで、支えなあかんねん。なんで、悪いとか思わんとか思わないかんの？」
ut「お前、心捨てたな。グルちゃんの気持ち、考えたれや。」
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椙山光る(プロフ) - すごい ストーリーが面白くて楽しませて読ませて頂いてます。質問なんですけどお気に入り登録ってどうすればできるんですかね？ (2018年12月14日 14時) (
レス) id: 57279d11ea (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - めっちゃ頑張ります！本当にやる気が出るので、ありがたいです…(´；ω；`)ｳｩｩ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» めっちゃ頑張ってください！とにかく応援しまくってます！ (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 本当にありがとうございます…頑張って書いていくので、これからもよろしくお願いします！ (2018年8月24日 11時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» 読んだあと毎回評価してる事忘れて評価してます(実話) (2018年8月23日 2時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろ | 作成日時：2018年6月24日 15時
