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gr「えっと、これを、入れて、これをこうして、こうか？」
お茶を淹れる機会があまりない俺は、お茶を淹れるのに少し手先ずっていた。
一口飲んでみる。オスマンのには負けるけど、おいしいな。
コトッ
『ありがとうございます。』
gr「いえ。お口に合うかはわかりませんが。」
彼女はゆっくりとティーカップを口に運ぶ。
おいしくできただろうか。いつも、お茶を入れるのは、オスマンだから…
『私に構わず、貴方もどうぞ。』
お茶を一口飲んだ彼女は、にこりと笑い、俺にそう言った。
gr「え、えぇ。」
『あの、今日は助けていただき、ありがとうございました。私がお礼をするべきなのに、
おいしいお茶までいただいてしまって。すいません…いつか、この御恩は返しますので！！』
彼女は頭を勢いよく下げて、一気にしゃべった。
gr「いえいえ。私が助けたといっても、ここまで連れてきただけですから。
お茶に関しては、私が勝手にしたことですし。」
少し下を向いて話す。かっこつけすぎたか？
『……に、優し…んですね。この……さは、本当…？』
彼女の口が小さく開く。
gr「ん？なにかおっしゃいましたか？聞き取れなくて…」
『いいえ。ただの独り言です。聞き流してもらって結構ですよ。
………あ！！！もう、こんな時間…』
部屋にある時計を見て彼女はばッと立ち上がる。
もう、帰るのか。ここは、引き留めるべきではないよな。
gr「もう、帰るのですか？そうでしたら私と連絡先を交換しませんか？」
自然な流れで連絡を聞いてしまったが、大丈夫だったか？
『えぇ。貴方にお礼をしたいので、助かります。有難うございます。』
そうして、彼女と連絡先を交換し合った。
楽しい時間というものは本当にあっという間に過ぎていくんだな。
ゲームをしたり、話をしたりする以外でこんな楽しいことが見つかるとは。
gr「では、玄関までお送りしますね。」
『はい。有難うございます』
きいと部屋の扉を開けて、廊下に出る。
そして、来た道を戻る。
『いつか、きっとお礼をしますね。』
彼女の声で、ここが玄関だと気づいた。ぼーっとしてしまったのだ。何という不覚！
gr「えぇ。待っていますね。」
彼女はお礼をして、家から出ていった。
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久々すぎて、なんか、まとまってない気がします。
まぁ、いいですよね。ほのぼの進んでいくお話ですし。
頑張って書いていきますよ！
作者 ぜろ
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椙山光る(プロフ) - すごい ストーリーが面白くて楽しませて読ませて頂いてます。質問なんですけどお気に入り登録ってどうすればできるんですかね？ (2018年12月14日 14時) (
レス) id: 57279d11ea (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - めっちゃ頑張ります！本当にやる気が出るので、ありがたいです…(´；ω；`)ｳｩｩ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» めっちゃ頑張ってください！とにかく応援しまくってます！ (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 本当にありがとうございます…頑張って書いていくので、これからもよろしくお願いします！ (2018年8月24日 11時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» 読んだあと毎回評価してる事忘れて評価してます(実話) (2018年8月23日 2時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろ | 作成日時：2018年6月24日 15時
