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gr「では、私についてきてください。」
『はい。』
俺の心臓はうるさいほどにどくどくと波打つ。
彼女に聞こえてしまうだろ。少しは自重しろ！
『お家、とても広いんですね。お一人でお住まいなんですか？』
彼女はあたりを見渡す。
gr「あぁ。この家は、私の友達、というか、仲間、というか…まぁ、そんな感じで
みんなで住んでいます。シェアハウスというものでしょうか」
心臓の音が聞こえないように、必死に冷静を保つ。
そんなことより、今日はやけに静かだな。
いつもだったら、コネシマとシャオロンあたりが喧嘩しているのに。
『そうなんですか。シェアハウス、いいですね。私、上京してずっと独り身で。
誰かと一緒に過ごせるのって、とてもいいと思うんですよ！』
gr「東京の人ではなかったんですね。上京してから、一人ですか。
寂しいですよね。私もそうでしたし」
『そう、ですよね。一人って悲しくって私、苦手なんです。
でも、かといって誰かと一緒にいるのも少し苦手で。
私、やっぱり……』
彼女はしおれた花のようにしゅんとうつむく。彼女の顔は少しひきつっていて、
今にも泣きそうな顔だった。少し、気まずい雰囲気がお互いの間を流れる。
『ごめんなさい。こんな話をしちゃって。せっかくお茶をするのに。』
gr「いえ。いいんですよ。人間誰だって、思いだして悲しくなること、ありますよ。
……あ、つきました。お茶を用意するので、そこの椅子に座っておいてください。」
気まずい雰囲気をごまかすように、大きな声を出して、お茶会をする部屋の扉をぎいっとあける。
『わぁ！とてもきれいなお部屋ですね。お茶を飲む手が止まらなそうです。』
彼女はぱぁっと笑顔を取り戻し、部屋全体を見渡す。表情がころころと変わる元気な方だなぁ。
gr「ありがとうございます。かなりこだわって作ってもらいましたので。
あ、お疲れでしょうし、椅子に座って待っていて下さい」
厨房に向かう。
有難うございます、という彼女の声が聞こえる。
あぁ。なんだか幸せだ。
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ごめんなさい！！！！
ネタというものが全く思い浮かばなくて。
待ってください、この言い訳聞いたことあるような…
そして、合計ヒット数が683も！！
そして、お気に入り登録をしてくれた方が、7人も！！
嬉しすぎて…本当に、励みです！！ありがとうございます
作者 ぜろ
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椙山光る(プロフ) - すごい ストーリーが面白くて楽しませて読ませて頂いてます。質問なんですけどお気に入り登録ってどうすればできるんですかね？ (2018年12月14日 14時) (
レス) id: 57279d11ea (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - めっちゃ頑張ります！本当にやる気が出るので、ありがたいです…(´；ω；`)ｳｩｩ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» めっちゃ頑張ってください！とにかく応援しまくってます！ (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 本当にありがとうございます…頑張って書いていくので、これからもよろしくお願いします！ (2018年8月24日 11時) (レス) id: 2e400b4add (このIDを非表示/違反報告)
しょっかぁ(プロフ) - ぜろさん» 読んだあと毎回評価してる事忘れて評価してます(実話) (2018年8月23日 2時) (レス) id: ff3cd95158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろ | 作成日時：2018年6月24日 15時
