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zm「珍しいやん、ショッピ君とトントンが一緒におるって」
食堂に入ると、ゾムさんがそう声を掛けてくる
俺はさりげなくゾムさんから離れた椅子に座りながら口を開く
shp「ゾムさんこそ、珍しいっすね。こんなに早いなんて」
zm「そんな離れんといてやー。…実はな、ショッピ君を探しとってん」
shp「………？」
ゾムさんが俺の隣の席へと移動してくる
食害する気か、身の危険を感じる
逃げてやろうと思い、俺もまた席を移動しようとすると
shp「……なっ…!!!」
ゾムさんがいきなりナイフで切りかかってきた
突然の事で反応が遅れ、慌てて避けるとバランスを崩し床に転がってしまう
zm「フヒヒ、やっぱりええ反射神経しとるなぁ…。」
tn「おい、何してんねんゾム！！」
トントンさんが粛清剣を手にしてゾムさんから庇うように俺の前に立つ
zm「誤解やって。…ほら、ショッピ君」
そう言うと、ゾムさんは手に持っているナイフを差し出してくる
shp「なんすか……」
zm「ショッピ君が今の避けれたら、これショッピ君にあげようと思っとってん」
tn「これ………本気か、ゾム」
トントンさんが心底驚いたようにして言う
差し出されたのは、刃の部分が黒光りしていて長めの短剣
恐る恐る受け取ると、不思議と手に馴染んだ
zm「これな、俺が独りで生きていた時からずーっと使っとった宝物なんや」
shp「えっ…そんな大切なもの、なんで」
俺がそう聞くと、ゾムさんは少し悲しそうに笑う
zm「俺の体格に合わんくなってしまってなぁ…。上手く扱えんねん。ショッピ君なら、丁度いいやろって思って」
shp「でも………」
tn「ショッピ君、受け取ってやれ。ゾムなりの親愛の証やろ」
トントンさんがそう言うと、ゾムさんは少し照れくさそうにしていた(可愛い)
shp「…分かりました。ありがとうございます、ゾムさん。」
zm「おん！今度、その短剣の使い方教えたるわ。」
shp「まじっすか、よろしくお願いします！」
味方最大の脅威なゾムさんの訓練を受けられるのは嬉しい
予定確認しなければ、と思いゾムさんから離れた席に座り直した
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フォルド - 目から汗が……止まんねぇや…(面白かったです！ありがとうございました^ ^) (2020年7月7日 2時) (
レス) id: b078f8f323 (このIDを非表示/違反報告)
アメノエナ - あ、あれ？目から水が……？（結構ガチ目で泣きました）面白かったです！番外編楽しみにしてます！ (2019年12月6日 19時) (レス) id: ebb9db8c4f (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - ティアさん» 番外編、近いうちに書こうと思います！ありがとうございます(*´▽｀*)他のメンバーは、短編集を出そうと思ってます！！ (2019年9月28日 22時) (レス) id: 7b6b3ac624 (このIDを非表示/違反報告)
音羽リン(プロフ) - きのこ(em推し)さん» ありがとうございます…！！エミさんとゾムさんですね！近いうちに短編集を書こうと思うので、そちらに書かせてもらうかもしれないです！！応援ありがとうございます(*´▽｀*) (2019年9月28日 22時) (レス) id: 7b6b3ac624 (このIDを非表示/違反報告)
ティア - 番外編欲しいです。できれば他のメンバーのも見たいです。 (2019年9月28日 19時) (レス) id: 4f42ccdc5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音羽リン
| 作成日時：2019年8月18日 22時
