スズメちゃんいない ページ31
「はーい、おはようございますA先輩。」
『……あぁ、おはよう。誰だっけ。』
「刺されたいんすか？」
朝。
いや、朝って言っていいか分かんないんだけどな。今何時だよ。
いつものようにスズメちゃんの可愛らしい声で起きようとした。のに、生意気な後輩の声で起きた。
マジで名前忘れちゃった。ショピ君だっけ。
「ほら、さっさと起きてください。」
『んー、おっけ、起きる起きる。』
ベッド脇に立つショピ君から顔を背けて寝返りをうちながらそう答える。
今日は何でこんな早いの…何、任務か何かあんの…？
でも私何も言われてないし…。
「…ちょっと。何二度寝しようとしてんすか。起きて。」
落ちかかった目蓋が落ちずに開く。
やっべぇ眠い。
『んぇー……今日何かあったっけ……？』
寝ないように目をパチパチさせてれば、後ろからショピ君のガチな「は？」が聞こえてきた。
「…アンタしばかれますよ。」
ため息混じりに呟かれた。
言葉の意味が分からず、聞こうと視線を窓からショピ君に移そうとした。
その時、窓に大きな影が射した。
盛大に音を発てて飛び込んできた人影は、手に持ったナイフを私の首のすぐ横にいきおいよく突き刺した。
……えっ、なにこれ？
ポカン、として見上げれば、そこには見慣れた人物が。
「なぁ、隊長待たせるとか人間終わってるんちゃう？」
『隊長じゃないっすか！チッス！中々元気な登場の仕方ですね！』
「は？」
『ごめんなさいごめんなさい首にあてないで』
窓ガラスをぶち破って部屋に呼び込んで来たのはゾム。まぁそうでしょうね！窓から侵入とか一人しかいねぇよ！
え、でも待って。私隊長待たせてたの？
『え、えーっと…何かあるんですか、今日。』
ごめんってそんな冷たい目で見ないでよ…
何も知らなかったから仕方無いね！
「…任務。隣国の大臣三人暗殺。」
『はぁ！？めっちゃ重要なやつじゃないですか！知りませんでしたけど！？』
「まぁ言ってないし。」
ビックリして大きい声で言えば真顔でそう返されて言葉につまる。
ま、まぁ遅れてないっぽいし大丈夫やろ。
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若草 翠 - ん？あれ？ちょっと作者さん？なんか終わったことになってますよ?!続きはぁ？まさかこれで終わりじゃないですよね中途半端過ぎます呪いますよ?!汗 (2022年4月10日 20時) (
レス) @page43 id: 3991d49295 (このIDを非表示/違反報告)
氷河 - いきてますかぁ〜〜〜〜？！(大声) (2021年4月14日 10時) (レス) id: c276ce50af (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - このお話好きですー！！！……あれ…………続きがない……？ (2021年4月1日 14時) (レス) id: 8e9c19a797 (このIDを非表示/違反報告)
Rainﾚｲﾝ - 花仙さん» え、死んじゃた？大丈夫ですかｧｧｧｧｧ？(((殴られたぁ (2020年6月6日 21時) (レス) id: cc7660b0c0 (このIDを非表示/違反報告)
花仙 - やばい。いい話過ぎて死ぬ。。。あれ？なんか体が透けて、、、あ。（察し） (2020年1月1日 14時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピポ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pipo1945/
作成日時：2017年8月29日 2時
