仲間集め1 ページ3
陛下からの異動許可。これがあれば誰でも自分の部隊に入れることができる。できれば、真面目で、強く、正義感があって気を使わなくていい人間。
まずは、本部にいる彼らが良い。自分の少ない人間関係の中でも彼らは非常に条件に合っていた。それでも、彼らが断るのなら甘んじて受け入れ、別の人間を探そう。彼らは優秀で、コミュニケーション能力もある。引く手数多だろうし、私からの誘いなどなんの魅力も無いかも知れない。
｢…大丈夫か。誰にやられた｣
そんなことはないのか。おかしいな。想像していたのは2人が…グルッペンとトントンが、後方で優雅な生活を送っている所だったのだが。目の前に転がっている2人は所々汚れ、髪もボサボサ、何も言わずとも、集団でリンチされたのは明白だった。
｢…先輩？お久しぶりです｣
完全にブチ切れているトントンに愛想も無くそう返される。起き上がったかと思うと眼鏡を探し始めた。地面に転がっていたつるの曲がったそれを渡してやると｢いらん｣と捨てた。失礼な奴だ。眼鏡かけないと人相悪いなこいつ。
グルッペンもよろよろと起き上がると、ようやく私のことを認識しましたと言いたげな顔をした。しかし、顔についた汚れを拭うと、いつもの無表情に戻る。
｢…はぁ、俺達は隊長達のお気に入りなんだよ。今日は特別酷かった。何人いたあれ｣
｢5。いってぇ｣
｢大丈夫かお前、何回か庇っただろアホ｣
｢うっさいわ｣
シャツについた汚れを落としながら立ち上がる。隊長の部下への暴行。そんな古臭いことが起きてるのか。
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･=･ - 野蛮人と愉快な仲間たちさん» 了解しました。作品の投稿、楽しみにしております。 (2019年9月22日 11時) (
レス) id: 457d32d2b7 (このIDを非表示/違反報告)
野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - ･=･さん» こちらこそありがとうございます！わかりました、一文程追加させていただきますね。今はまだ下書き中ですがイラストを描いていただいている方のイラストが出来上がり次第このサイトに投稿予定です。 (2019年9月21日 13時) (レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
･=･ - 野蛮人と愉快な仲間たちさん» ご説明ありがとうございます。 そういう事でしたらご自由に使って頂いて結構です。ただし、パクリ疑惑を無くすためにも設定を借りている、等の一言を作品のどこかに記載して頂けると助かります。 私も是非作品拝見したいのですが、このサイトで投稿なさるご予定ですか？ (2019年9月21日 10時) (レス) id: 59aa6484cf (このIDを非表示/違反報告)
野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - 纏めますと、「王直属の何でも屋」+「弾劾などを行う部隊」＝『軍のお掃除屋』。ですがこちらをメインで小説を書くわけではなく、今書いている小説の中に後付けとして組み込みたいと思っております (2019年9月20日 10時) (レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
野蛮人と愉快な仲間たち(プロフ) - ･=･さん» すみません、完全にこちらの説明不足でした。いわゆる掃除屋というのは「王直属の何でも屋」に加えて「弾劾などを行う」部隊というものを私目線では＝軍の掃除屋と捉えています。なので、あくまでその「軍の掃除屋」としての機能をお借りしたいと思っております (2019年9月20日 10時) (レス) id: af770bb773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：･=･ x他1人 | 作成日時：2019年7月7日 0時
