いらんやろ グルッペン＆貴方side ページ45
目を開ける
｢うｯ……眩し……｣
俺が声を出したその瞬間ドタバタと騒がしい音が聞こえてきた
ﾊﾟﾘｰﾝ ﾊﾞｰﾝ ﾄﾞｺﾞｯ ﾄﾞｽｯ ﾊﾞｺﾞｰﾝ!
……おい、大丈夫か。今、聞いちゃいけない音したぞ
｢Aｯ！？｣
｢起きた！｣
｢馬鹿ぁ！｣
｢Aさぁーん(泣)！｣
｢じんだらどゔじよゔがどぉぉ(泣)｣
｢遅いねん、Aｯ｣
｢心配したんですよ！？｣
｢め"ぅー(泣)｣
｢痛い！？痛いよね！？｣
｢え？大丈夫？｣
カオスすぎるわ……
｢痛いけど……大丈夫やで(笑)｣
ニコッと笑うとトントンの手刀が飛んできた
｢あだｯ｣
｢大丈夫ちゃうやろ！？もう、何回泣かせんねん｣
よく見るとトントンの目は赤く腫れている
｢す、すまん……｣
｢もうあんな事しないでください｣
エミさんにまでスゴい叱られてます。
｢でも、ちゃんと守れて良かったわ｣
と微笑むと全員顔を赤くした
｢アカンわ////｣
｢ズルいっスよ……｣
すると、とある事に気づいた。
｢そういえば、大先生は？｣
俺の一言でその場は凍りついた
｢大先生は……｣
______________________________
総統side
｢俺が怪我させたんと同じや……｣
Aが怪我をしたその日、彼は総統室に来ていた
｢アイツを怪我させたんは俺の責任や。｣
と俺の机の上に紙を置いた
｢俺……幹部辞めるわ｣
｢は？｣
今、コイツは何と言った？幹部を辞める？
｢……何故、自分のせいだと？｣
｢俺がガバったんが大きな要因。ガバんなかったらもっと早く対処できたはずやった。｣
｢お前はそれで良いのか？｣
｢いらんやろ、正直。こんな無能、後輩にも劣って遊んでばっかで書類もまともにやらん｣
俺はその時なんて言っていいのか分からなかった。俺に彼を止める理由が何かさえ分からなかった。
｢……分かった｣
そんなことしか言えなかった。
______________________________
｢……マジか｣
｢とりあえず、Aは3週間安静にしてね。コレ、人間だったらどうなってたか……｣
｢分かった｣
空は俺等を嘲笑うかのように眩しかった
_______________
貴方が目覚めて数日後のお話。
｢すまんなぁ……｣
とある小さなお店に一人呟いた
｢無能は死ななきゃ直らんねん……｣
彼はお金をテーブルに置き店を出て何処かへ立ち去って行ってしまった
｢どうせアイツらも俺の事嘲笑ってるんやろ｣
空で光る太陽を見て男は一人涙した
｢じゃあな、楽しかったで｣
上から見る人々に微笑み彼は体を投げ出した
_________まだ笑っていたかったなぁ
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通りすがりの創造神A - ラテラルさんコメントありがとうございます！自分も一応学生の弟がいまして、少年の日の思い出を呼んで発狂してました(笑)無事にドン引きされましたよ！はい…… (2020年2月2日 11時) (
レス) id: 61f68fc339 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - そうかそうかつまり君はそういうやつだったんだな←最近国語でやりました。少年の日の思い出…音読中についエミさんって言ってしまいました (2020年2月1日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの創造神A - 結女さん、やっぱり分かりました？ネタに関しては切れかけてますよ(汗)リクエストありがとうございます！めっちゃ絡ませますね！ (2020年1月28日 17時) (レス) id: 61f68fc339 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの創造神A - ナナさん大正解です！久しぶりに図書館行ったら偶然見つけてしまって……。あまりにも懐かしいのでぶっ込みました。 (2020年1月28日 17時) (レス) id: 61f68fc339 (このIDを非表示/違反報告)
結女 - ツンデレ増えた！？創造神さんならネタ切れしなさそう…もっと絡ませて下さい。しんどいっすパイセン… (2020年1月28日 17時) (レス) id: fb3033c0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通りすがりの創造神Ａ | 作成日時：2020年1月23日 23時
