あいつのおかげ しんぺい神side ページ20
話し終えた俺は目に溜まっていた涙を拭いた
｢あの子は信用している人ほど、怖くなって突き放そうとしちゃうんだ、だからｯ……｣
｢分かってるめぅ｣
オスマンがにっこりと笑う
｢俺らはそんなんで離れようとせんで｣
シャオロンも笑う。周りを見渡すとそーだ そーだ、と泣きながら言うものも入ればすっげぇ笑って言うやつもいる。
｢ありがとう｣
俺は本当に良い奴に恵まれたと思う。いや、
これもあいつのおかげなのかもしれない。
__________なぁ、―――？
俺はいつの間にか明けてしまった空を見た
今日は晴れのようだ
｢さて……｣
口を開くグルッペン。
｢｢｢｢｢｢眠い｣｣｣｣｣｣
ホンマにこいつらは……
確かに今は俺も眠い。
一旦解散という形で部屋に戻り眠った。
その日、俺は夢をみた。
______________________________
｢しんぺい神！｣
え？
｢―――？｣
｢そうだよ、僕です！｣
ウソや……
｢僕言いたいことあるんだよー｣
グルッペン似た彼の目は弧を書いたように細くなり嬉しそうに口を開いた
｢Aを幸せにしろよ。やっと会えたんだ｣
勿論だ。と俺は力強く笑う。
彼は安心したようにもう一度笑ってみせた。
そして泡沫のように消え去っていった
｢……ろ、……ん。｣
なんか聞こえる
｢まだ寝る……｣
勝手に口が開く
｢ペ……ん、……ろｯ！｣
｢……｣
その時ハッキリと聞こえた
｢起きんかい！ペ神！はよ起きんとぶっ飛ばすぞ、ゴルァ！｣
朝や……。
｢アッハハハハ！お前意外と声デカイなぁ｣
無理矢理 体を起こす
｢ん、はよ｣
素っ気ない、愛しい彼の態度
｢おはようさん、A｣
そういえば何処の幹部になるんだろうね
戦争になんなきゃいいけど……(フラグ)
______________________________
【食堂にて】
｢｢｢｢いただきます！｣｣｣｣
｢これ、美味いな｣
｢それ？俺とトントンが作ったんだよ｣
｢ふーん｣
おいひとらんらん、さりげなくAの隣座るんじゃない。
とりあえずみんな落ち着いて。大丈夫、絶対わざとだから。
すると急に後輩達が口を揃えて言った
｢｢そういやAさん何処の幹部になるんですか/スか？｣｣
いらん事を……今言わなくても良かったのに……
今日の食堂は幹部たちの殺意で溢れていたという
てか、Aの咀嚼音 もっきゅもっきゅなんだが……リスかよ可愛いなｯ(ﾊﾞﾀｯ)←倒れる音
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通りすがりの創造神A - ラテラルさんコメントありがとうございます！自分も一応学生の弟がいまして、少年の日の思い出を呼んで発狂してました(笑)無事にドン引きされましたよ！はい…… (2020年2月2日 11時) (
レス) id: 61f68fc339 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - そうかそうかつまり君はそういうやつだったんだな←最近国語でやりました。少年の日の思い出…音読中についエミさんって言ってしまいました (2020年2月1日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの創造神A - 結女さん、やっぱり分かりました？ネタに関しては切れかけてますよ(汗)リクエストありがとうございます！めっちゃ絡ませますね！ (2020年1月28日 17時) (レス) id: 61f68fc339 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの創造神A - ナナさん大正解です！久しぶりに図書館行ったら偶然見つけてしまって……。あまりにも懐かしいのでぶっ込みました。 (2020年1月28日 17時) (レス) id: 61f68fc339 (このIDを非表示/違反報告)
結女 - ツンデレ増えた！？創造神さんならネタ切れしなさそう…もっと絡ませて下さい。しんどいっすパイセン… (2020年1月28日 17時) (レス) id: fb3033c0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通りすがりの創造神Ａ | 作成日時：2020年1月23日 23時
