同僚 ページ7
「……おはよぉ」
「おう！おはようレイ！なんや朝っぱらから辛気臭い顔して。」
仕事場についてすれ違う人に挨拶をしながら、自分のデスクに座り隣の同僚に声をかける。
彼はシャオロン
私の同僚で研修期間中にペアになったこともありそれ以来、話も合うしで仲良くなった。
「…シャオちゃぁぁぁぁん」
「ぶはっ！なんやねんそのブッサイクな顔！ww」
ちなみに彼は煽り検定1級持ちである。
「やってしまったんだ。私は。最悪だ…」
デスクにつっ伏すと、私の分のコーヒーを持ってきながらシャオロンは話を聞いてきた。
なんだお前。優しさなんて持ち合わせてたのか
ギッと椅子に腰かけながらシャオロンはニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる
「で？何？欲求不満すぎてその辺の男引っ掛けて酒飲んで襲ったとかそういう話？」
エスパーだったのかな。私の同僚
「ん…？え、ガチなん！？」
「おぅガチだよ。どうしたらいいんだよ」
「おっ前、ついにやったな！www」
なんで楽しそうなんだ。お前
「もうヤダ、お嫁に行けない…」
「まあまあ、しゃーないからこの優しい俺が朝礼までの暇な時間、話聞いたるがな！」
……今さりげなく暇つぶし的なこと匂わせたやんな？
ちょいちょい出てくる煽りにイラッとしながらもシャオロンの優しさに漬け込んだ。
「ほーん？昨日のあの雨の中で傘ささん奴おったん」
「そう。何かあったのかぁて思ったからせめてその濡れた服だけでもどうにかしてあげたい！って思ったわけですよ」
「あーお前そういうとこあるもんな」
どういうとこだよ。
「まあでも聞いた感じ身体目当てで待ち伏せてたとかでも無いんやな。ならえぇやん」
話を一通り聞いたシャオロンはあっけらかんとそんなことを言う
「何がえぇやん、なんだよ。」
「イケメンやったんやろ？」
「……。」
「欲求不満で満更でもなかったんやろ？」
「………。」
ニヤニヤと口元を歪ませる目の前の男に心底イライラした。
ぐうの音も出ない。
「私って貞操無さすぎかな…」
「まあお前、雰囲気に流されてしまうところはあるからな」
ズズっとコーヒーを飲みながらさらっと言うシャオロン
「…え？私そんなに流されやすい？」
「え、おん。Aって飲み会とかイベントとかで面倒事頼まれても断らへんやん」
確かに思い当たる節はある
「……ん？てかそれって飲み会とかイベントで困ってる私を見てたってことだよね？」
途端にシャオロンは、自分のデスクに戻った。
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おぼろどうふ(プロフ) - レグルスさん» こっちも見に来てくださってありがとうございます！tn氏も行け行けになったんでこれからはもっとデートとかするつもりっすよ！楽しみにしててください！ (2021年1月7日 16時) (
レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
レグルス(プロフ) - いいぞもっとやれ。個人的にはお出かけパートもまた見たい気がしてみたりw ちょっとしたリクエストです！投稿楽しみにしてます！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 46797e0a70 (このIDを非表示/違反報告)
おぼろどうふ(プロフ) - まめさん» shoの方に触れた方初めてです…！細部まで見てくださってありがとうございます！ (2020年12月31日 8時) (レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - tnさんもいいけど、shoの太陽のような微笑みって言う文章最高すぎます！！！ (2020年12月31日 0時) (レス) id: e8a3698850 (このIDを非表示/違反報告)
おぼろどうふ(プロフ) - 鮭鍋eVentさん» おお！こっちの作品まで見ていただきありがとうございます！まだまだ萌えさすんでここで離脱はまだ早いぜぇ！？((キチガイ (2020年12月30日 23時) (レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぼろどうふ | 作成日時：2020年11月15日 16時
