悪魔 ページ27
zm「あ」
「ん！？」
向こうからゾムさんの声が聞こえた気がする！
お風呂上がったのか！この状況見られるのは些か厳しいのではないか！
zm「……ひひっ」
うわ、なんか悪魔の笑い声が聞こえたんだが。
「と、トントンさん。離して…」
tn「んん…、イヤや」
トントンさんは、スンスンとシャンプーの香りを嗅ぎながら決して抱きしめる力は弱めない
足元からするゾムさんの気配を感じながらも恥ずかしさに打ちひしがれていると、覚えのあるピッ…という機械音がした
……ん？あの音って。まさか…
( 動画撮ってる〜〜ッッ！？ )
「トントンさん！撮られてる撮られてる！」
tn「撮られ…？？」
考えることを放棄した眠たいトントンさんは私の言葉を復唱しながら目を瞑った。
(トントンさんんんッッ)
zm「くひひっお宝ショットゲットだぜ！」
ピコンッと、動画を撮り終えた音がしたと思ったらゾムさんは満足気に寝転んだ
規則正しい寝息が部屋にみちる
最後の悪あがきとしてモゾモゾと脱出を試みるが無理だと悟ったので、諦めて寝ることにした
tn「すまん！！」
「わっ」
目を覚ましたら、トントンさんがスライディング土下座をかましてきて驚いた
tn「俺、昨日の記憶なくて、起きたらAさん抱いてて。多分昨日の夜寝ぼけてなんかしたんよな…？」
「あぁ、まぁはい。その辺はゾムさんに聞いて頂ければ」
名前を呼べば先に起きていたらしくゾムさんがニヤニヤしながらスマホを持ってきた
そして、トントンさんに画面を見せれば最初は意味のわからないという顔をしていたトントンさんの顔が次第に赤くなっていった
tn「なっ…！俺、何してんねん！？」
「それはもう蛇のようにぎゅぅぎゅぅと締められました」
遠い目をして言えばトントンさんはﾋｭｯと喉を鳴らしていた
いや、ホントに恥ずかしかったんだからな
tn「…昨日の今日で。俺…」
「それは言わないお約束」
orz状態のトントンさんの背中をポンポンと叩けば、呻き出した
sho「おー！お前ら起きたんか！大先生が朝飯作っとるで〜」
「は、有能」
ut「もーAちゃんもトンちもグッスリなんやもん。起こしずらくてなぁ」
ニヤニヤしながら言われれば、嫌でも先程の体制を思い出す
「…トントンさんのせいです」
tn「いや、ホンマに。すみません」
しょぼんとするトントンさんが可愛くて笑う
ci「なーんか、付き合いたてのカップルみたい」
チーノくんの発言に聞こえないふりをして、鬱さん作の朝食を頂いた
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おぼろどうふ(プロフ) - レグルスさん» こっちも見に来てくださってありがとうございます！tn氏も行け行けになったんでこれからはもっとデートとかするつもりっすよ！楽しみにしててください！ (2021年1月7日 16時) (
レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
レグルス(プロフ) - いいぞもっとやれ。個人的にはお出かけパートもまた見たい気がしてみたりw ちょっとしたリクエストです！投稿楽しみにしてます！ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 46797e0a70 (このIDを非表示/違反報告)
おぼろどうふ(プロフ) - まめさん» shoの方に触れた方初めてです…！細部まで見てくださってありがとうございます！ (2020年12月31日 8時) (レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - tnさんもいいけど、shoの太陽のような微笑みって言う文章最高すぎます！！！ (2020年12月31日 0時) (レス) id: e8a3698850 (このIDを非表示/違反報告)
おぼろどうふ(プロフ) - 鮭鍋eVentさん» おお！こっちの作品まで見ていただきありがとうございます！まだまだ萌えさすんでここで離脱はまだ早いぜぇ！？((キチガイ (2020年12月30日 23時) (レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぼろどうふ | 作成日時：2020年11月15日 16時
