恋の主役は我々だ！ (ページ5)

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甘いご褒美　zm ページ5

朝ごはんを作って、お兄ちゃんを起こすのが私の仕事

今日も、私はお兄ちゃんの部屋に入った

『お兄ちゃん、朝だよ

　起きて

　ご飯作ったから』

「ん、A、おはよう

　まだ眠いからあと少しだけ寝さしてくれん」

『ご飯なしでもいいなら、いいけど

　お兄ちゃん、私のことほっとくんでしょ？

　ひとりで寂しくご飯食べてくるからいいよ…

　おやすみ、お兄ちゃん』

私は悲しんでいる振りをして、お兄ちゃんの部屋から出た

こうすればお兄ちゃんは起きてきてくれるから

私はひとり、リビングに戻ってご飯を食べ始めた

『いただきます…』

「そんな悲しそうな顔すんなや

　一緒にご飯食べような

　いただきます」

『お兄ちゃん、ありがとう

　めしあがれ』

味方最大の脅威なんて言われているお兄ちゃんだけど、私にはとっても優しくていいお兄ちゃんなんだ

「なあ、俺頑張って起きたからさ…

　なんかもうご褒美くれん？

　甘いもんがいいなあ」

『お兄ちゃん、ごめんね

　甘いものないや

　だから、これで我慢して？』

そう言って私は、お兄ちゃんに軽くキスをした

『お兄ちゃん、顔真っ赤だよ？』

「うるさいっ」

そんなに顔真っ赤にして言われてもね

お兄ちゃんのこと、もっと好きになるだけだよ

ー作者から
今回の話は、同じ学校の友達から「兄弟設定で」と言われて書いたものです
甘いほのぼのが書きたかったけど、語彙力がなくてかけません泣

今後ともどうぞよろしくお願いします

新作異能力軍パロ
→http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kurayue1/
故さんとの合作です
こちらも、ぜひ

(リクエスト欲しいなぁ…)